風と草原と星空と
大草原モンゴル
201２年７月2０日(金)～２７日(金)
今、このブログを打ちながらも
目の前には、モンゴルの風景が広がっています
どういうことかって？
自分で撮ってきた写真を、大きく引き伸ばし
何枚も、何枚も、壁にペタペタ…
これまで、数々の海外に出かけてきましたが、
自分で撮った写真を、こうも何度もまじまじと眺め、
ましてや、引き延ばして壁に貼るなど
今まで一度もしたこともなかった私が、です
それだけ、印象的でした
数々の可憐な花で彩られているわけでもなく
バックに秀麗な山が聳えているわけでもなく
ましてや人工的なものは何もない
ただ、どこまでも続く大草原
眼前に広がるのは、そう、大草原と
のんびり草をついばむ馬たち
点々と、白いゲル（パオ）
地平線がこんなにのびやかに伸びているなんて！
空がこんなに表情豊かだったなんて！
旅行中、何度も歓喜の声をあげていました
モンゴルって、何があるの？？
行く前は、誰でもからそう聞かれました
何もない国、、、かな
そう曖昧にしか答えられませんでしたが
今では、はっきりとこう答えます
何もありません
でも、日本にないモノがいっぱい詰まった国です
透き通るようなライトブルーの空に
流れる雲、草原に落とす雲の影
幾重にも重なる大草原の色
時にその吹き渡る風までもが見えてきそうです
夕方頃からは、馬頭琴とホーミーの貸切コンサート
どうして、こんなにジーンと心に響くのでしょう
目を閉じていても、まぶたの裏に草原の風景が
ぼんやりと…よみがえってきます
そして迎えた夜・・・
夜空一面にあらわれたのは、一面に輝く星空です！！
天の川も北斗七星も、流れ星も
宝石をちりばめたようにキラキラ輝いています
『モンゴルで、星空を見たい』
モンゴル旅行の企画のきっかけになった
あの方がポツリとつぶやいた一言
今回残念ながらご一緒することはできませんでしたが
素晴らしい星空でしたよ
地球上のどこよりも、光輝いていましたよ
そう、お伝えしたいです
モンゴルを立ち去る日は、その事実を受け入れがたく、
飛行機の窓から大草原を眺めおろしながら
いつかきっと帰ってくるから
そう心の中でつぶやきました
飛行機の窓から見下ろす大草原は、
やはり
どこまでも
果てしなく
続いていました