図書館に行くのが楽しみ。毎日毎日来てます。開館時間は、朝の9時から夜の8時まで。ボクが行く時間は、ほとんど夜の6時から8時の間ぐらいに行きます。
昼間から行くと不審者に思われるから行きずらい。夕方から夜にかけて人気がなくなり。もうお仕舞いの頃に慌てて行きます。駐車場の料金が2時間だけ無料なのですぐに帰る。図書検索パソコンも使います。数字から場所もすぐにわかります。また番号近くにあれって本があったりするからそれも楽しみ。それでも毎日来ているから、借りる本はすぐに見つかる。

井上ひさし私論。モッキンポット師のの後始末について。辛い事を笑いに変えてしまいましょう♪♪♪という井上ひさしの声が聞こえてきます。

今日は、井上ひさし短編中編小説集成が全巻新品で購入してありました。その中で井上ひさし全集の第2巻を借りました。「モッキンポット師の後始末」が入ってます。年齢は、30代後半。この頃が井上ひさしさんがデビューしたばかり。イキイキしてノリノリの感じが出ていて、面白い。特に浅草フランス座の思い出のところは、最高だと思う。谷啓さんとか渥美清さんがいたらしい。新聞広告にフランス座文芸部員募集広告が出ていたらしい。お金が無いから応募したらしい。今の世の中のように派遣会社もなくアルバイトも無かった。面接では、字が書ければ合格したとか。特に浅草フランス座の思い出が面白い。井上ひさし全集から探して読もうかと思っております。最初の井上さんの仕事は、踊り子さんが踊り終わるとトイレに駆け込むらしい。その時に楽屋の陰でティシュペイパーを渡すのが仕事でした。小用の時は、2枚か3枚。大の時は、多めに渡す。たまには、楽屋の舞台上を靴を履いたまま歩いて怒られたりと苦労したらしい。でも楽しくって。楽しくって。それはそうですよ。まだ独身で女性に興味深々だから。少しぐらい怒られたって気にしませんでした。見るもの聞くものが新鮮で驚きに満ちてました!まるで天国にいるようでした。しかしながら神父さんは、なんとか厚生させようと努力した。
上智大学学生寮の神父さんのモッキンポット師がストリップ劇場にたびたび井上ひさしを連れ戻しに来る場面は、まるでテレビや映画の一場面かと思うぐらいユーモアがあります。踊り子が舞台で踊りながら最後の一枚のツンパを神父さんに放り投げて寄越したら。モッキンポット神父さんが、ナイスキャッチしたり。外人さん上手な!と言われたり。神父さん!そこに栗饅頭があるから、食べてってと言われたり。それとも私の栗饅頭食べますか?とよく分からない事を訊かれたりしました。
初日には、モッキンポット師の上智大学の神父さん達4人でフランス座を見学にきました。神父さんは、井上さんが現代で言えば劇団四季とか歌舞伎座の脚本家に採用されたと思ったらしい。本物のフランス座の脚本家に採用されたなら、それはそれはすごいと思ったらしい。そしたらすっぽんぽんの裸の女性達ばかりのストリップ劇場なので、モッキンポット神父は、大恥を書いてしまいます。そのうちにモッキンポット神父さんが浅草フランス座に毎日毎日行っている噂が学校内で広がってしまいます。モッキンポット神父は、説得しました。やっとのこと数カ月して1万円を5千円にまけてもらって。井上ひさしは、浅草フランス座からまた四谷の学生寮に戻ることになります。その時の5千円で井上ひさしは、吉原ソープランドに二泊してきて使い果たしていました。井上ひさしは、高校時代にバッティング・ピッチャーの経験があり。女性のストライクゾーンにボールを投げ込んでいたとか。その頃の5千円は、今の5万円くらいだと思う。

ボクの懐中でさ、井上ひさし全集は、とても買える本ではありません。ボクは、特にお金が無い。またお金がない事が他の娯楽サービスに行かないで図書館に行く気持ちになるものだと思う。群馬県高崎市は、お金があります。新刊本が毎月大量に並びます。空調設備も充実している。冬でも寒くないし。夏も暑くない。地震も大丈夫。頑丈な建築物でまるで国会議事堂のようです。内部は、吹き抜けで開放感があり。エレベーターは、4基か5基あります。この近くに1DKのマンションでも買って住みたいぐらい。でも周りには、マンションがあまり無い。特に1DKは、特に無い。ボクは、部屋にはシングルベッドが有ればあとは何も要らない。ボクは、集まる趣味が無い。本も読むとすぐに図書館に返してしまいます。本が部屋にあると鬱陶しくなるから。ボクは、図書館の近くに住めれば最高だと思う。老後は、県立図書館か市立図書館で遊ぶ。あとは、ファミリーレストランガストのモーニングサービスに限ると思います。問題は、喫茶店でも有れば良いと思うのですが。たとえばスターバックスコーヒーとか。そうすればもっと利用者も増えるだろうに。たまに焼きたてパン🍞🥐🥖🥪が廊下のロビーのトイレ近くで販売されてたりします。近くに警備員室があり。毎日5人ぐらいが待機してくれてます。そのパン屋さんが紙コップで100円で碾きたてのコーヒーでも一緒に販売してくれると良いと思いました。まさか突然に珈琲チェーン店のタリーズが入店するわけないし。またパン屋さんも安く珈琲サービスすれば、パンもたくさん🍞🥪🥖🥐売れるだろうに。パンを一度買いました。まあまあうまいし😋。学生さんが集まって買ってたりするかは、値段もそこそこだと思う。
ボクは、毎日毎日高崎市中央図書館に行っていると、何かしら発見があります。読みたい本が無くても。本棚を回って歩いていると見つかることもあります。無ければ文芸評論家の本を借りる。そうするとまた文芸評論家がお勧めの本が発見されたりします。ボクは文芸評論家は、プロの書評家として重要だと思っております。読書のプロが好きな作家の伝記を書いて有れば、かならず借りる。最近では、小野谷敦さんとか。半藤一利さんとか。が好きです。ボクが借りる本は、ほとんど行き当たりばったりで借りてきてます。だいたい。10冊借りると1冊だけ読める本が有れば御の字だと思ってます。だから図書館員さんには、申し訳なく思ってます。ボクが借りたり返したと忙しいから。またボクが借りるだけで読まない本が多いです。ちょっと暗い話しですがたまに、生きているのが辛い時とかもう死にたいと思う時がある。あと20年も生きるのかと?早く死んで母親のところにでも行こうかとか思ってました。そんな時には図書館に潜り込んでみました。誰かが本で、書いてました。

鎌倉市図書館のTwitterのツイートから。
もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。

ボクは、母親を亡くしてから夕方から夜にかけて。生きているのが一番辛くなる。そんな時に図書館に行くようになりました。友達と話しても。何にもならない。かえって辛くなる。図書館に通い始めました。そしたら。すっと心が落ち着いてきました。本はどの本を読んだとかではありません。たとえば、長崎原爆写真集とか。瓦礫の山でボロを纏った子どもたちの姿を見たり。特攻隊や戦艦大和の本を見たりしていました。そしたらいつのまにか。すっと心が元に戻ってきました。