久恒刑事役の仲村トオル!!


この人が主人公なんです。


松本清張さんは。僕にとって。


まるでシャーロック・ホームズ!!


そしてシェークスピアの


「 マクベス 」!!


特に働かないでお手伝いさんにも手を出し。尚且つ好色で。オムツの世話までさせる。そんな寝たきりの病弱な夫を

妻が殺害する場面は。

まるでマクベスだと思いました。


僕はゆっくり読書をしてます。松本清張の「けものみち」をすでにもう1ヶ月も読んでいる。ブックライブで500円で購入しました。松本清張の文体は。まるで僕にとっては教科書のように肌に染み込む。こんなに正しい日本語を書く作家はいない。まるで永井荷風。正岡子規。夏目漱石。森鴎外。日本文学の巨匠の文体なんです。松本清張は大衆作家だとか。推理小説だとか。いろいろ言うけど。それは違うと言いたい。三島由紀夫や大江健三郎は僕にとって無縁なので。文章自体が違う。

現代作家で!!すごいと思った作家は。井伏鱒二と藤枝静男と古井由吉の3人なので。



現在では。主人公の久恒刑事が登場して。民子の実家周辺を洗い出しをした。そして民子が犯人であることを突き止めます。それには共犯者が居ないとアリバイ工作が出来ないこともわかった。和風旅館にも書き込み。民子の実家のお手伝いさんにも書き込む。



民子は大金持ちのお爺さんの妾になっていた。毎晩。執拗に責められた。それでも強引ではないから民子は満更ではない。高級なお風呂があり。東京都内を一望出来る和風な邸宅に住んでいた。果たしてこのお爺さんは何者なのか?


そこに新聞記事が載る。道路公団理事が失踪。そしたら箱根湯本温泉へ行っていたとか。その数日後に自宅の物置で自殺する。


いったいどうなっているのか?