毎日、お線香をあげます。

香りが少し落ち着きます。

 

最初は、火の元が心配だとか考え、お線香をあげることを迷ってました。

仏教にまともに向き合ったことがなく、お線香をあげる習慣がなかったためです。

 

ですが、お線香の煙が、故人の食事になるなどの意味を知り、あげるようになりました。

それと、チーズやパンやお茶、日本酒などを、お供えしています。

食事を作った際はそれを盛り付けて、お供えします。

 

少し前にNHKのテレビのもう一度見たい番組という企画で、80代くらいの女性が90代くらいで亡くなった夫に、夫の好物の手作りのお豆腐をお供えする場面がありました。

その女性が、遺影に向かって、ハンカチで自分の顔を覆う場面があり、私も号泣しました。

80、90代まで生きられたことは、羨ましかったですが。

 

先日80代の女性に、夫の生前のエピソードを話した時、それはあなた、ご主人さんは食べることが好きだから、ご飯をしっかりお供えして差し上げなさいと言われました。

確かに、夫はとても幸せそうに食べていた。

 

昨夜は夫の好物のチキンカツを揚げながら、泣きました。お供えしました。

チキンカツ、喜んでくれたかなあ。