本日、衆議院・沖縄北方問題特別委員長に就任致しました。
過去に2004年~2005年にかけてこのポストを務めたことがありますので、 今回は二度目の就任となります。
さかのぼれば、農水省から北海道知事室長として出向していた1992年、 ロシアとの「ビザなし交流」を実現させた実務担当者として交渉に当たって 以来、深く関わってきた分野です。

プーチン大統領が再選した本年、ウラジオストクのLNG基地やサハリンの天然ガス パイプラインなど、資源外交によるエネルギー分散確保の可能性が広がり、 北方領土問題も新たな局面に入ったと見ております。地元の悲願である北方領土返還の 実現のため尽力致します。
また沖縄では本土復帰40年の節目を迎え、今年の通常国会では沖縄振興特別措置法 の改正がなされました。一方で、米軍基地に関連した痛ましい暴行事件等が相次いで いることなど、課題は山積しております。
外交・安全保障分野は国益と不可分であるため、誠に重大な使命を負った委員会です。 与野党を超えた対応が必要であり、「委員各位の御支援とご協力を賜りまして円満な 委員会運営に努めてまいる所存です」と就任にあたってのご挨拶を申し上げました。