プロジェクトチーム総会を開催し、前段では京都大学原子炉実験所の山名元教授より、「福島第一原発事故に関して」をテーマに講演を頂きました。

・安定化と長期的な対策
・放出放射能と汚染地域、環境修復について
・民間賠償と行政の関与
・当面の電力需給
・長期的なエネルギー戦略の検討
・原子力安全規制改革など

福島原発事故とその影響について、また今後の検討課題について全体像のイメージをつかむことができました。「100メートル単位で汚染規模が全然違う。
克明に汚染調査をすることで、広域除染ではなくホットスポットを絞ることができれば環境修復コストを抑えることもできる。公的責任でもある。」山名教授の言葉を重たく受けとめました。

後段は、鈴木寛副大臣より政府の補償スキーム案の説明。当プロジェクトチームとして、政府に早急な賠償スキーム取りまとめと決断を求める緊急提言を採択。

なおこの提言は、5/10に開かれた政調役員会で正式に了承され、与党の見解として政府に伝えられました。