世論調査に自分を乗せていませんか。 | 荒井広幸 草の根 ブログ

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荒井広幸(あらいひろゆき)参議院議員 オフィシャルブログ

人は人・・・・
自分は自分と思つても・・・・

でも気になる人気調査。
大勢になびきたい時もあるはず。
私などしょっちゅうなのです。

もう8年前になります。

あの郵政民営化騒動(いわゆる郵政民営化選挙の1つ前の衆院選)で小泉さんと対立ですから、衆院選当落での世論調査では相手に大差をつけられる分が悪いデータばかりでした。

結局落選。

その後参院に転出し、自民を除名され、自ら新党日本をつくりました。
今の滝実法務大臣は当時のメンバーで見事に復活当選されました。
小林こうきさんはその時は涙をのんだものの今は当選しています。
救済政党として私は立党したのです。

今ごろになって、世論調査でもあれはやりすぎ、民営化による問題点は直すべきとのデータがごろごろ出るようになりました。
これが国民の声だとばかりに今年春、小泉純一郎さんがいなくなった自民党はケロットして修正することに難なく賛成しました。
民主党はあの時と逆に難色を示していました。

何だったのだ!と叫びたい気持ち汲み取って下さい。

正論を吐いて郵政民営化に反対して落選し、あるいは出馬断念に追い込まれた同志議員に申し訳なく思っています。

あれ以来、荒井のようにバカまじめに筋を通すな、落選するゾ!が永田町の合言葉になったわけです。

私の見るところ今度の選挙もそんなところでしょうか。
政治家・政党ばかりか皆さんも政党支持率や投票行動先などの大勢の他の方々がどうなっているか、新聞・TVの世論調査ぐらいでしか把握できませんから仕方ないですね。
それに乗っかってしまうと、いつのなにやら国民の声になってしまう不思議さ。

そこで政党でお金のあるところは自前で世論調査を必要に応じて実施しているんです。
それに一喜一憂したり右往左往している姿、なんとなく目に映りませんか。

これって政治家、政党自身の考えに深み厚みがなく、よって自らの行動への自信のなさ、信念なしの表われなんだと思うのですが、皆さんはどう思われますか。

それどころか、当選するために、政権にありつくために、と人気のあるところへと少しずつ舵をきるとは情けないです。
そための選挙に勝つ必勝手引書が世論調査なわけです。

そこで皆さん提案です。

私ども政治家をまっとうな方向に進ませるため、意図的に考えた回答をしてみたらどうでしょう。

そうすれば、今よりは多少政治も機能するようになるでしょう。

世論調査に惑わされず、乗せられずにこれを利用して自分の考える方向に政治を誘導しませんか。

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