思い出のインド旅行。
バスに揺られて、今日は釈尊生誕の地、ルンビニへ。
このルンビニ、ネパール領です。
国境を越えるのが大変では?とおもいきや、
僕ら日本人の顔をみるなり「オーケイ、オーケイ」。
この通関の人たちも国の役人なのか怪しいものでしたが・・・。
シャカ族の王妃マーヤ―夫人が
出産のため里帰りする途中休息に立ち寄ったのがこのルンビニ村。
沐浴をしたら急に産気づき、
釈尊が生まれたと言われています。
苑内にはマ―ヤ―夫人をまつる祠堂があり、
その中には釈尊誕生のようすを表したレリーフがあり、
きれいに花でかざられていました。
沐浴をしたと言われる場所は池のようになっていて
亀がのんきに甲羅干しをしていました。
そのわきに人だかりが。
アショカ王柱です。
のちに仏教に深く帰依したアショカ王が
釈尊生誕記念碑としてたてたもので、
当初は馬の彫像が載っていたのだそうです。
根元に枕銭がいっぱいでした。
柱には「この功徳により、租税を免除する」の文言が。
柱の周りには、いろとりどりの旗がひらめいていました。
これも信仰に関係のあるものなんだそうです。