民救に新人がはいって早ひと月。
当初、新人でしかも女性の部下、ということで
入社まで戸惑っていた上長の清水君でしたが
(なにせ、彼は元自衛隊。筋金入りの男所帯育ちです。)
最近ではすっかり、新しい後輩との息があってきたようです。
世代としては「ゆとり世代」にあたることもあり、
「とかく新人は、受け身になりやすいので、
先ずは、自分で考えて、スタッフと意見交換をするように指導しています。
積極的かつ協調性を出して欲しいからです。」
と考える指導をしているようです。
一方、指導される側の松本君。
今は患者様の様子や自宅の広さ等を考慮して、
どのようにベッドまでお連れするかを学び中です。
バレーボールで鍛えた体力と根性はベースにあるものの、
「患者さまに迷惑がかからないよう、安心していただけるように、
自分の力量を見ながら搬送作業にあたっています」と
決して気合い一辺倒にならない、慎重さが見えていいなぁと感じます。
「搬送後の振り返りでも自分に妥協しない気持ちが良く出ていて、
先輩の話しを熱心に聞いています。」と清水君も高評価。
どうやら様々な心配は取り越し苦労だったかなと
うれしく二人三脚の報告をうけています。