心に残るお葬式 ③ピアノの調べ | 葬儀屋さんの社長のお葬儀ブログ

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うちの葬儀社のスタッフは、
あまり奇をてらった演出のおすすめは自分からはしません


前にもお話しましたが、やはり「お葬式」。
結婚式やパーティーのような“驚き⇒楽しむ”要素を入れすぎては
ふさわしくない演出になってしまうと思うからです。


ただ、お客さまから「~なんだけど、何かいい演出はない?」とご要望があれば、
いかようにもご希望は形にして差し上げられる自信はあります



たとえば、「音楽にちなんだお葬式を」と喪主である故人の娘さんからご要望があったケース。


若い頃、小学校で音楽の教師をされ、
定年退職後も自宅でピアノ教室を営んでいた故人。


先に他界なさった御主人の葬儀もうちで担当させていただいたのですが、
涙ながらにピアノで葬送曲を奏でておられた姿が、娘さんも印象に残っているそうです。


ピアノの大好きだった故人のために音楽に因んだ葬儀が出来ないものかと
娘さんからご要望がありましたので、


故人のご友人に演奏を依頼し、音楽葬仕立てにし、

花祭壇でお送りするアドバイスをさせていただきました。

花祭壇は、故人の好きなカーネーションをポイントにあしらいました。
葬儀担当のアイデアで
ご遺影の横にお花で譜面と音符をつくって差し上げたのが、
大変よろこんでいただけたのがよかったです。



お葬儀だから・・・と「無難に」と言う方の方がほとんどですが
ワンポイントでもその方らしく、というのは
是非おすすめしたいと思っています。