皆さんこんにちわ☆今度の記事はサブブログで書いた小説的ストーリーを
2012年1月に本アカで載せた記事を現在に再掲載です☆
「獣人伝 雷牙」の1話もあと少しですが、まだ少し時間がかかるので2話は小説的
ストーリーでちょい先取り再掲載です(O^^O)
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皆様こんにちわ。サブブログ『イルダのブログ』に載せてる小説(?)の続きをまたもや此処で紹介☆☆
<前回のあらすじ>
天敵となる吸血獣人に追われ逃げる雷牙は2匹の吸血獣人を撃破して勝ったがもう一匹現れた吸血獣人はリリスを人質にして雷牙を仕留めた。
吸血されて動けなくなった雷牙。
そしてリリスは渾身の力で敵を倒し何とか難を逃れたが・・・
リリスが倒した吸血獣人にかなり吸血されぐったりして気を失ってる雷牙。リリスは泣きながら雷牙の身体を動かそうするがリリスの小さい身体では到底無理であった。
『ああ、こんな所をまたあいつらに襲われたらおしまいだわ~~』と泣きながら頑張るが彼女の体力も限界にきていた。
それは彼女が放った渾身の獣人力は体力を奪う。彼女も先程の一撃で体力が消耗してしまい敵を倒したが彼女自身もダウン寸前である。だから獣人達が使う『渾身の獣人力』敵を倒すと共に自分にもふりかかる・・・『諸刃の剣』なのである。
『ああ、もうダメ・・・ごめんね、雷牙・・』
そう言うとリリスも雷牙の身体に倒れかけそのまま獣人の森からかけ離れた見知らぬ森で眠りについた。
そして静寂に染まってた長き夜も日の出と共に去っていく。太陽が昇り明るい陽射しが雷牙とリリス、そして森全体を包む。
眩しい光が雷牙達に振りかざしててもそれでもまだ雷牙は倒れたまま。リリスも精魂尽き果てたのかまだ眠りから覚めずにいる。
その時、『カサッ』と草を踏む音が・・・
そこにはある一人の人間の影が・・・緑の髪の色、そして青い瞳、天使の様な端正な顔立ちそして服装は清楚なブラウス姿の少年が雷牙の元へ歩いて行く・・・雷牙の近くに倒れている吸血獣人の亡骸にも少しギョっとしながらでも足を進めていく。
その少年も近づくまでは『誰か倒れてる・・?』と思い段々雷牙の元へ足を運ぶ。そして倒れてる
雷牙を見て『人・・・?獣・・・?』と疑問に持ちながら倒れてる雷牙を抱き上げ介抱しようとする。
吸血されて血に気のない雷牙の顔をみて『可哀そうに何者かに襲われたんだね』そういうと彼はポケットから赤い木の実を取り出し雷牙に数粒食べさせた。勿論リリスの存在にも気づき彼女にもその実を食べさせた。
この実は『千寿の実』といい弱ってる者、死にかけてる者に再び生命力と力を与える不思議な実なのである。
その実を食べたリリスと意識を取り戻しその実を食べさせて貰った少年の顔を見る。
その時彼女の心の中にその少年に対するあわ~い恋心が芽生えて・・・
彼女はおしゃまな性格で惚れや性格なのである。
『あ、あのぉ~・・わ、私達を助けてくださり有難うございます。
よくこの千寿の実の事ご存じでしたね』と彼に話かけると
彼も『これは僕の叔父さんから教わったんだ』と答えかえす。
『そうだわ!命の恩人に自分の名前を言わなきゃ、
私は子リス族のリリスと申します』と言いながら貴族の王女たちがお辞儀をする様にスカ-トの裾を持ってお辞儀をした。
それをみて彼も微笑みながら『僕の名前はイルダ。イルダ・イシュダ-ルといいます。君たち獣人の事も叔父から聞いてたけどまじかに見るのは初めてだから・・・』
その時雷牙も意識を取戻し、はっ!と我に返り『おい!リリス、無事か!奴は、奴はどうした!!』と元気なった身体をお起こし再び身構えるがそこにはリリスが倒した獣人の亡骸が・・・
それを見た雷牙が指を差し『これ・・まさかお前が…?』とリリスに問う。
リリスはイルダとの面目もあってかじぶんがか弱いレディを主張をしたいが為に『ち、違うわよ、ら、雷牙がいつの間にか・・た、倒したのよ』と
どもりながら言う。
『そ、それより命の恩人にお礼を言いなさいよ!?』そ
の時雷牙は『命の恩人?』とふと彼を見る。
その瞬間雷牙の目には一瞬イルダが天使の様に見えた。
そしてふと我に返り、『お前人間だな?俺たちの姿みて何とも思わねぇのかよ!?』と少し警戒しながら言い放つ。
それでもイルダは微笑みながら『うん、叔父さんから話は聞いてたからね。僕の名前はイルダ、イルダ・イシュダ-ル。君は?』
その問いに雷牙は戸惑いながら『俺は雷牙、半獣人だ。
そのぉ~助けてくれて有難うな。
お前たち人間もこいつら吸血獣人には気を付けてくれよ。
まだ俺たち獣人の血で満足してるから良いけどもし人間の血の味を覚えたら奴ら人間まで襲いかねないからな。』とイルダに忠告する雷牙。
それを聞いて再び微笑み『うん、有難う。気を付けるね』
その笑顔を見て再び不思議と気持ちが和らぐ雷牙。
今はそっけない態度をみせるが『こいつなら俺たち獣人の事を理解してくれるかもしれないな・・・
今まで俺たち異形の姿だから人間から疎開してたけど・・・』と
たった一度の出会いで不思議とそのような気持ちが芽生え
『また逢いてなぁ・・・』と呟く雷牙であった。
イルダ『他にネタないの~??』
雷牙『許せ!世のため、人の為!!』←(意味わからん・・/爆)
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注)再掲載につき過去の記事に一部編集してます☆
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