4月22日、日経の夕刊、最終ページに載っていた「明日への課題」というコラムで文化庁長官・近藤誠一さんが書かれているものの抜粋です。
“ 今の日本は核家族化と高齢化が進んでいる。お年寄りは施設に入り、子供は塾で忙しい。
これが時代の流れだと思っていた。
しかし、東北の避難所で、おばあちゃんに抱かれて無心に笑っている子供や、おじいちゃんの話を聞いて目を輝かしている子供たちの映像をみたとき、何か大切なことを忘れていたことに気がついた。(中略)
今の社会問題の多くは、お年寄りが積み重ねてきた経験と生活の知恵が子供に十分語り伝えられていないからではないか。
大震災の日本の再生に当たっては、従来の大量消費社会をどう見直すかが課題だ。
やはり地域のおじいちゃんに聞いてみよう。”
というようなことを仰っております。物の買いだめではなく、いかに大事に使うか。電気も節電ではなく使わないで済むように、いかに工夫するか、体質の改善が必要なのでしょう。
今回の災害でも先人の言い伝えを守り幾多の命が救われたことを思うとき、大事なことは何かということを、忘れてはなりませんね。