ちびたんの言葉学習が加速中!
2歳前後は語彙爆発と呼ばれる時期で、1日10単語ほど獲得してゆくと言われます。
赤ちゃんは言語の構造がわかるまでには時間を要しますが、一度分かると言葉の獲得は加速度的に進むようになります。
それは以下のような理由と考えます。
- 言葉を使って言葉を学習できるようになる
「これは?」と直接、言葉で知りたい単語を聞けるようになる、など
- 分かる言葉が増えること切り分けができるようになる
ウサギの絵を指さして「走っている」と言ったときに「ウサギ」「白」「ニンジン」という言葉を知っていたらそれが動物の名前や色や手に持っているものを指すのではないということが分かるので、動作のことかな?と行き着きやすい。
このあたりの話はこちらのサイトが結構面白かったです。
言語習得の秘密に迫る!【私たちはどうして言葉が話せるようになるのか】 | UTokyo OCW (OpenCourseWare) (u-tokyo.ac.jp)
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このブログ、次回は「家で毎日4時間以上テレビを見る子どもにことばの発達が遅れる子が多いことが調査の結果判った」に関することを書こうと思っていますが、それに関連することで、赤ちゃんと話をするときに私が気を付けてきたことがあります。
それは、できるだけ抽象的な話・眼前にないものの話をするのを避けるというものです。
「今日は~楽しかったねー」とかつい子どもに話かけたくなりますが、眼の前の状況と関係ない話をしてもそれが意味するところを推測するのは難しく、混乱を招く可能性があると思っていたからです。
大人でも例えば英語ネイティブとの会話中、急に予想外の話題を打ち込まれると一瞬?!となったりしますので、現在の状況から予想がつきやすい範囲の言葉をかけてあげるのが理解を促進させるのにまずはいいのかなと。
あとは、「動物」といった抽象的な概念も理解が難しいので、できるだけ「オランウータン」といった具体化した名前を言葉にする。
とはいえ、例えば「サル」みたいな半分抽象的な言葉はどうなの?とか「花」は種類に限らずまずは「花」で覚えてもらってその後に細分化する方がよくない? など言葉のチョイスは難しく、なんとなくの感覚で運用しております