生後500日! 100日前に書いた

英才教育する?いちばん大切なこと [生後400日] | アラフィフパパの子育て奮戦記 (ameblo.jp) にて、

私は、小さい頃は「人と世界に対する信頼関係を築く」ということが何よりも大切だと思っています。

 

「自分は愛されるに値する、人は愛するに値する、人生は生きるに値する」という感覚を埋め込むこと。

を少し掘り下げてみます。


この感覚を埋め込むことが大切なのは、そこに客観的な根拠があるわけではないからです。

 

「人生が生きるに値するか」などは哲学・宗教的な問であり、普遍的な答えはありません。

 

だからこそ、それを信じることができるように、環境を整えることが大切です。

 


能力を磨いてよい学校にゆけば、会社に入れば、お金を稼げば…幸せになる

 

これらもまた宗教です。

上記を満たしたところで幸せになれるわけではありません。(

 

ただ、人から一目置かれる、自信がつくといったことで良い気持ちになれることもあるし、現代社会で生きていれば常に叩き込まれる相関性です。

なので、幼少の頃にあえて植え付ける必要がない・植え付けないほうがむしろよいかもしれない 相関性と考えます。

 

ある程度までは年収と幸福度の相関性はあるとされています。

 「幸福度のピークは年収660万円」脳科学者が語る3000万稼いでも幸せになれない深い理由 164カ国170万人の調査で判明 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)


この優先度を間違えて子どもに伝えると、成長してから「客観的に見れば幸せでもよい状態なのに不幸せ」みたいなことが起こるリスクが高まるというのは、前のブログで書いたとおりです。

 

「すべてがそろって楽しい人生」より、「揃っていない状況も楽しめる人生」の方が強いです。

 

「揃っていない状況を楽しめる」能力が「自分は愛されるに値する、人は愛するに値する、人生は生きるに値する」という感覚によって得られる、私はそう信じています。

 

また、幸福度と最も相関性が強いとされる「よい人間関係」構築との親和性も高いと思います。

ハーバード大75年の追跡調査「人間の幸福と健康」を高めるたった1つの方法 1人でも「信頼できる人」がいるか | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

将来、AIと機械化により世界が一変しても、「よい人間関係」の価値だけは変わりにくいと考えます。

 

それは、ホモ・サピエンスが今の繁栄を築いた原動力ともなった、根本にある特性からくるものだからです。

 

したがって、「英語が堪能」といった個々の能力よりも「よい人間関係」を気付く能力は、今後一層大切になると考えます。

 

ちびたん立ち上がるには将来、

「この人はすべてが揃っているから好き!」よりも

この人となら揃っていない状況も楽しめるから好き!

と思ってもらえる人になって欲しいなと願っていますスター