本屋さんで気になるタイトルの本が目についた。
社会学も好きな「47歳で父になる予定のITサラリーマン」としては通過できないタイトルである。
さっそく買って読んでみた。
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「46歳」「社会学者」という観点は意外と少なくてそこはがっかり。
ただ、子どもとともに成長する親の記録として興味深く、あっという間に読み終えた。
普通に若い人が読んでもよい内容だ。
子育て+リモートワーク、共働き のハードさはとっても伝わってきて、これまで幾多の執筆をしてきた社会学者でも、読者が何を期待しているのかまで気が回らなくなってしまうのが育児なのかな…と勝手な想像も。
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メモしたところ
- 完璧を求めて疲弊するより親が笑っていられることが子どものためなのでは(保育の積極利用などによる負荷軽減が大切)
- 遊びが人間の本質なのでは
- 家族の営みは「繰り返し」が基本で、進歩とは別次元の世界である(それでよし)
- 子供の熱は数字より顔色など様子が大事
- 祖父のひ孫への強い気持ちを見ると、連綿と命をつなぐことの重さ(執着?)を感じる
- 将来逆境にあっても子どもが「これ」を見れば世界を肯定できる、というものをプレゼントしたかった(それが子育て記録本)
- どんな人でも家族ではfamous。(大物にならなくたって!)
- 家族の距離間が大事
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あとがきには、社会学者としてでなく親として社会を考えるようになった、と書いてあったが、自分もきっと社会の見方が変わる気がする。
それは、生物に埋め込まれた親のスイッチが入るということなんだろうな。
どのような景色が見えるのか、楽しみだ。