<marquee>プレイ坊主→「ず」</marquee>
- 松本 人志
- プレイ坊主―松本人志の人生相談
週刊プレイボーイに連載されてたものをまとめた、
まっちゃんの人生相談本。若者の相談に結構マジメニ、もちろん怒りやユーモア、それからユニークなエピソードを織り交ぜ、楽しく答えてくれてます。
若い男の性の相談も多く、結構男はタメになるだろうし、女性にも、
「アラまっちゃんの性癖わかっちゃうじゃない!」と好評だ。知らないけど。
あと印象的だったのは、世間のニュースに対しての意見で、
『「笑い」というものは酒鬼薔薇少年やバスジャックの少年を救えない』
という文。
酒鬼薔薇少年が犯行後ダウンタウンの番組見て笑っていたという事実を受けて言ったものだ。うーむ。
笑いってものはハッピーだというイメージからだろうか、なんか切ない。
ここでまっちゃんのうんちくをひとつ。
携帯で相手が留守電になったとき、
「こちらは、ゼロ、キュー、ゼロ…」というやつは「#」を押すとすぐに
「ピーッ」となって留守録できるのだとか。
意外とタメになる本だった。
70ごっつ。
<marquee>イン ザ・ミソスープ→「プ」</marquee>
- 村上 龍
- イン ザ・ミソスープ
タイトルにやられた。。
インザミソスープて、ほのぼのしてまっせな香りぷわーんとするじゃない。
がしかし、脳をすこし切り取ったとかでちょっとお狂いになったアメリカ人が
奇怪な行動を繰り返す、というお話。
外人向けに夜の新宿案内役を生業としていた、英語を話せる主人公が、
その外人のエスコート役を引き受けて、事件に巻き込まれていく。
なんか映画の「セブン」を思い出した。あとレッドドラゴンだっけ、レクター博士の。
最後の方の外人の話とかわけがわからなかったし、なんでインザミソスープ
なのかの説明を読んでもピンとこなかった。
ただ最後の河合さんて人の解説でちょっとわかった気がする。
小沢健二的にいえば、「ちょっとわかってきたみた~い~」だ。
全体的にはどんどん引き込まれる展開で、最後まで主人公の生死の行方が
気になってしょうがなかったし、村上龍は読みやすかった。
あー恐かったー。今深夜3時だし。
58ドラゴンズ。
<marquee>東京住所不定→「い」</marquee>
- 三代目魚武 濱田成夫
- 東京住所不定―完全版
三代目魚武濱田成夫さんが、吉祥寺にはじまり北青山、世田谷など
都内12ヶ所を1ヶ月ごと住み移ってゆくという、1年がかりのすさまじい企画。
敷金?礼金?何ソレ、的な。基本的に編集の人ん家に泊まったりするスタンス。
魚武さんはスケールがぶっとんでて、
「俺は、ウオークマンもディスクマンも持ってないから、頭の中で鳴らした。頭の中のCDプレイヤーで鳴らした。音楽なんて頭の中で鳴らせばいいと俺は思う。結構いい音するぜ。」
なんて言ってるのだ。なんてったって「ウオークマン」である。うんそこじゃない。
実写版 江田島平八って感じだ。
あと、妙に励まされた1文があって、
「人間はなー職業ではない。かっこよかったら、ええんじゃ。そやから次の仕事なんかさがす前に、まずかっこよさ、さがせ。」
なにげなく読んだ本に、悩んたり考えたりしてることに対する答えのヒントみたいなものが書かれてることって意外とある。そこが本のいいとこでもある。
66ウオ。
あー次また「い」だ。
糸→「と」
- 中島みゆき, 瀬尾一三
- Singles 2000
このアルバムに収録されている『糸』という曲ですが、
友達の結婚式で友達が歌ってるのを聴いてジーンときたのれす。
♪たぁ~てのいと~はあ~なた~ よぉ~このいと~はあ~たすぃ~
あなたとあたすぃ が紡いでくわけよ。
織りなす布をいつか誰かを暖めうるかもしれないわけよ。 いいな~
あと曲の最後で、しあわせって言葉が出てくるけど、
漢字は「仕合せ」となっているのが印象的だった。
そういえば最近ミスチルがなんかのCMでこの歌歌ってますね。
79ええにょぼ。
板谷バカ三代→「い」
- ゲッツ板谷, 西原 理恵子
- 板谷バカ三代
愛すべき人気ライター、ゲッツ板谷さんの本でぃす。
ゲッツさんの人物描写はとにかく面白い。そいでさらにゲッツさんの
身のまわりに集まってくる人たちが素で面白いから、もう「御面白うございます」てな具合に敬語入り乱れににならざるを得ないのである。
本はひたすらゲッツさんが身のまわりの日常を描いているつもり。がしかあしその面白い人たちのせいで非日常になっちゃってるのだ。
おもな登場人物は、「家を火炎放射器で燃やしちゃうオヤジさん」、「最新のトースターと勘違いしてビデオデッキにパンをぶち込んで壊すおばあさん」、「10歳のころに将来の夢を聞かれ「馬!」と答えた弟さん」など。
実話とは思えないエピソード満載で本当に面白いです。本てどんなに面白くてもテレビみたいに声に出してまで笑わないことが多いけど、この本はほんとに6、7回は「ブフッ」て噴いちゃうよ!!!
他にも本いっぱい出てるので、また紹介したい。おすすめッツ。
77ゲッツ。
くそったれ!少年時代→「い」
- チャールズ ブコウスキー, Charles Bukowski, 中川 五郎
- くそったれ!少年時代
ものすごくマイナスイオンが漂っている本。といってもまったく癒されませんが。
著者の自伝的小説といわれている。ゆえに主人公のヘンリー・チナスキー少年はブコウスキーさんの分身ともいえるのだが、「一人でいること」を好み、せっかく話かけてくれた友達に対しても「マイナス要素」ばかりを挙げてあざけり、とにかく周りに当り散らし、自分をも否定する卑屈な少年であった。
父親に「くそったれ」、友人や教師に「くそったれ」、自分に「くそったれ」
幼少のころ、性格のそっくりな父親に虐げられ、思春期には重度のできものに悩まされる-おそらくこれらの要素が劣等感をドンドン増幅させていったのだと思う。あげく18歳で酒に溺れ、傷害沙汰もたびたび。
物語はハタチぐらいのところで終わってしまうのだが、ラストが
ヘンリー・チナスキー少年のこれまでの人生を象徴しているかのようで、
ちょっとジーンとくる。
今の世の中で、「マイナス思考」が否定される理由がちょっとわかった気がした。
この本のテーマ曲は「ガラスの十代」、「ギザギザハートの子守唄」、「15の夜」あたりで。
65タレ。
テリー伊藤の遊びベタのための成功法則→「く」
「あんたさー、何言ってんだよぉー、しっかりしろよー(腕を組みながら)」
ホリである。
いや、ホリがよくマネするテリー伊藤さんの本なんだけど、
仕事辞めてから、「これからどーすっかなー」なんて悩んでて、
成功者に聞いてみよっ(欽ちゃんで)つーことで読んでみた。
印象に残った言葉は、「仕事は“ナメてかかって真面目にやれ”」。
前の仕事では、自分で企画しておきながら、「うわーこんなことできんのかよー」って萎縮することがしばしば。一回萎縮しちゃうとドンドン行動が遅くなってくのがわかる。だからこの言葉どおり、やる前は「余裕だよ」ぐらいに思っといて、あとはやれるだけやるってスタンスが、ちょっとイイな~なんて。
ほかにも「仕事場ではどんどん突っ張るべき」「ネガティブ思考で行こう」など、テリー節が止まらなくてもうテキサスクローバーホールド(テリーマン)炸裂!って感じ。
68テリー。
あなたに褒められたくて→「て」
- 高倉 健
- あなたに褒められたくて
健さん今年で70とウン歳。 それを知ったとき、「わかっ」と思った。70代の顔つきじゃないでしょ…
しかしまーいかんせん不器用ですから俳優一筋かと思いきや、
本も結構出してますです。そんでこのエッセイがまたグッとくるんですよ。
ある人からお土産でもらったというウサギのお守りを、
皮革屋さんにつくってもらったカバーに包んで大切に持ち歩き、
海外旅行の飛行機の離着陸する瞬間などは無意識に握りしめていた。という。
でも、そのお守り無くしてしまったらしいです。ものすごい探して、懸賞金をつけると言ったとか。
「不器用ですから」のセリフが示すとおりの人なのかなーってすごい勝手な想像だけど、結構そう思ってる人って多い気がする。それだけ吐く言葉にインパクトがあるっていうか、言動に存在感のある人なんだ。想像だけど。
俺もあなたに褒められたいなー。誰だ、あなたって。
健さんの言うあなたは、お母さんのことらしいです。想像だけど。うそ。
88不器用。
東京タワー→「あ」
- リリー・フランキー
- 東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
はじめつーことで、東京のシンボル「東京タワー」という、
景気のいい名の本でいきたいと思います。
- この本にしたもうひとつの理由は、今ちょうどものすごい売れてるってこと。
- 115万部とか…。それはもうばかうけ。
ちなみに「ばかうけ」は栗山米菓というところが作ってます。
ちなみに「東京タワー」はウケません。泣けます。
サブタイトルの通り、オカンとボク(リリーさん)についてのエピソードに、
オトンがちょいちょい絡んでくるお話。
オカンさんの人望が尋常じゃなくて、「こういう人のところに人は集まるんだなぁ」
って感じさせられた。
そのオカンさんがガンにおかされたりするからさぁ大変。
オカン大切にしよう、人に優しくしよう、そんな気分にさせてくれます。
83メソ。