arabian nightの海外出張日記

首相と同じ飛行機のキャビンでした！

先日の帰国便では経由地まで
出張していた国の首相と
同じキャビンに乗り合わせました。

政府要人の往来のため
帰国便はいつもより30分早めに
チェックインを締め切るので
早く空港に到着するようにとの
アナウンスがあり
空港施設もセキュリティチェックが
厳しいだろうなと思っていました。

いざ空港の入り口に着いてみると
Eチケットで私の乗る便のお客さんの
スーツケースのx線検査が
めちゃくちゃ厳しい。
私の前の2人はどちらも
スーツケース開けさせられていました。

ひょっとして政府要人って
私の乗る便に乗るのかなと直感

ラウンジに行ってみると職員さんが
このキャリアの国の民族衣装の正装で
そわそわしています。
やっぱり！
要人ってもしや首相？と
頭をよぎる

ラウンジには通常ならば、
1時間半近くいれそうな時間的余裕なのに
おつまみ取ってきてゆっくり座って
PC開けて上司からの依頼に応答していたら、

ラウンジの職員さんが
ボーディングして下さいとアナウンス
まだ1時間半近く離陸時間まであるのに！
上司へに返信していたら
もうラウンジは閑散としてきました。

ゲートでもさらに厳しいチェックがあり
その国のエリート警察官のような黒服が
ゾロゾロ！
チェックインカウンタ付近でも見かけた
女性の黒スーツ姿の
エリートセキュリティらしきお方も
物々しい雰囲気で厳戒態勢な雰囲気

大変なタイトセキュリティで
ゲート前のセキュリティクリアランスでも
相当時間がかかり立ちっぱなし。

ゲート前のシートが運良く空いていて、
座れたのでしばし待ちぼうけ。
待っているとやっと機体が到着！
機体もないのに、ボーディングゲートで
すでに大勢の乗客が待ちぼうけしていたんです！
唖然。

しばらく待っているあいだ
黒服の隊列が機内に
やっとボーディングのアナウンスがあり
私は列に並んで立っているのは嫌なので
いつも最後くらいに乗り込むので
しばらく座ったままでいると

カウンター職員がPMオフィスを今出た
と言ってます。
お！やはり来たか〜

最後の客になってボーディングブリッジには
ややくたびれ色褪せたレッドカーペットが
長々と敷かれようとしてありました！

自国のキャリア使わずにご出国なので
こちらのキャリアの職員さんは
誇らしいだろうなと思いながら。
地上職員さんたちは現地人なので
余計そわそわしていました。

機内のCAさんたちは至って普通に
いつも通り迎えてくれました。
機内に入って
やはり1AB席が空いてます。

ホテル

いつもの席で、遅いディナーです。
時々和食メニューが有り、ホッとします。
お蕎麦とか、焼うどん、ラーメンなど。
ラーメンはそれらしくないので、
食べたことはありませんが。
一品何か和食メニューがあるだけで、
ハードシップが蓄積せず、
ストレスにならないのが良いですね。

先入りした日本人の同僚がお蕎麦に
海苔をかけるとか細ネギのみじん切りを
添えるように、頼んでくれていて、
別のお皿にセルフサービスで
添えられるようになっています。

ディナーはビュッフェなのですが、
驚いたことに、ビール2本付きで交渉して
Okになっています。
私はビールは苦手なので飲まないですが、
ちょっと現地の人と夜軽いミーティングを
する際には、助かっています。

現地の人もお茶でなくて、
外国人がビールを振舞ったら、
余り断れないし、イスラムの人も
家では飲んでるような人なら、
グッと距離が縮まります。

その時は私もお付き合いで
飲みますので
この2本コンプリメンタリティは
いい塩梅です。

それにしても
現場の長期が長い同僚
恐るべしです。
夕食込み、ビール2本込みで
ホテルに交渉するなんて。

最初ホテルは夕食込みと聞いて
相当働かされるものだと
覚悟して行きましたが、
お茶目な同僚のお陰で、
夕飯に行く時間も取られず、
夜の部は、自由な時間が
割とたっぷりあります。

色々な人と仕事をして
初めて夕食込みも良いものだと
思いました。
バラエティのあるディナーならば
OKです