arabian nightの海外出張日記 -5ページ目

ドバイモール

ドバイに行くと欠かさず行くところは、

ドバイモール。

ドバイモールでは、黒装束から解き放たれ、

自由な世界に放たれた気分で

お買い物。


安いとは言えない価格です。

最近日本でZARAに入ってプライスを見たら、

かなり低価格設定になっているので、

びっくり。

ひょっとして、ドバイで買うより安いくらいの

価格設定かと思ってしまいました。


ドバイモールで欠かせないのは、噴水ですね。

30分おきに1曲3分くらいを音楽に合わせて、

噴水が勢い良く踊りだす様は、感動かも。

いつも誰かと見たいと思いつつ。

いつも一人で鑑賞。


そして、

ドバイのズルズルオバキュースタイルの

初々しいカップルを眺めていたり、

結構多いのが、ドバイ在住とおぼしき

3-5人で連れ立って来ている可愛らしい女子学生。

ズルズルの黒装束をひきずらせていて、

頭(髪)もこんもり、盛っている上から、

しているほっかむりも、

なんだかセクシーで素敵なの。

彼女たちのヒソヒソ話をする様や

黒装束の中にも微妙な装飾で施された

おしゃれを観察したり。


始まるまでの間、時間を持て余しつつ、

人間ウオッチしています。


肝心の噴水はというと、

各回バックグラウンドミュージックは異なっておりますね。

時期によっても音楽を変えているようです。

中華系音楽の場合は、

中国人観光客からイントロがかかると

おーっと歓声が上がったり。

5-6回連続で見ることもしょっちゅうなのですが、

5-6回のうち、2回も中華系音楽だったり。

残りはクラッシックは1回、アラブ音楽1-2回、ポップ1回

みたいな感じ。


私的には、アラブ音楽の方が、小躍りしちゃうくらい、

心は盛り上がっているんですが。

以前CNNで良く流れていた、

ダウンタウンドバイのCMで流れていたシンフォニー

その時TVで流れていた広告のワンショットが

バックスクリーンにも貼ってあって

ドンぴしゃ、CMと同じものが流れた時は、

それはそれは、素敵で鳥肌ものだったかな。


こういう時に、ズルズル装束のローカル男子が

エスコートしてくれたら、最高ね。

と思いながら、段取り&準備の悪い私は、

いつも一人で、隣国オマーンからせめて友人を

呼び寄せれば良かったと、ちょっと後悔するのです。


彼は時々、ご機嫌伺いのメールをくれますが、

ドバイに来るときは、連絡頂戴。

3時間車を飛ばせば来れるからって。

アラブ人にしては、大変にお行儀のよい友人です。


噴水ショーの合間合間で、ショッピング。

巨大なモールの遠くに行ってしまうと、

次の噴水ショーに間に合わないので、

近場の中東のゴディバと言われている

Patchiは必ず行くかも。

あのお店の中は、色とりどりで、ストックを

引出一個一個から取り出して、箱詰めしてくれる

見事なプレゼンテーションも素敵です。


お店も天井高く、ラブリーかつラグジュアリー

そして、お店の紙袋は、

モスグリーンなさびの入った若草系。


帰りにこの袋を手荷物で持って

機内に入ることを想定して、

私のいでたちは、オレンジのカバンに

やや錆の入った、若草色一色の目立つスカーフ。

白いブラウスに茶系の長いカーディガンで合うよねと

初乗り地から、妄想していた私。


帰り、成田でカートを引いていると

仕事仲間の建築家の女性とばったり。

彼女に、

「凄い!Patchiのグリーンと

合いすぎているコーディネーション!」

と褒めて頂けました。


実は、初乗り地から計算していたとは、

言えず、偶然を装いました。


そんなこと計算するよりも、

エスコート役を最初からアレンジする方が

もっと素敵だったと思いますが。


アラブ人男子、いつもはお行儀よくとも、

いつ豹変するか分かりませんから~

タダでは済まなかったら困るな~という

心配が先行するお年頃になってしまった

今日この頃の私です。


いや、このお年頃になったら、

そんな心配無用ですって、

彼には言われそう。

次回こそは再会を楽しみにということで。

彼はわかってます。

私から、オバキュースタイルで来て欲しいと。

リクエストがあることを。

ナンパの手口

今回、当地の方に頼まれて、

日本のノンシリコンシャンプーというのを

6パックも買ってきました。


日本に留学していた友人にお土産でもらって、

凄く良いので、使っていたが、

もう入手できる手段がないので、

日本人の私に是非お願いと。


どんなものかと調べてみたら、

ノンシリコンシャンプーの中では、

ベストセラーの部類でした。

香りも良く、私も今度使ってみようかと思いました。

お値段は、シャンプーにしては、

少し値の張るものでした。


売っているお店もある程度限定されていて。

ノンシリコンシャンプーって何が違うんでしょう?


その依頼主の男性は、

私を見かけると、何か僕にプレゼントはないの?

と聞きます。

こちらでは、冗談を女性に言ってくる男性は

なかなか少ないので、

いつも笑って、ないですよ~と

答えていました。


たまには、何か買ってきてもいいかと

思って、いましたが、

時々一緒にいる日本人の同僚女性は、

一度買うと、毎回毎回になるから、

無視してていいんじゃないというご見解でした。


単純な私は、そういう考えもあるのか~

と妙に感心し、彼女の意見に従って、

いつも、にこにこ、プレゼントはありませんよ~と

彼には、言っていました。


すると、このシャンプーを是非次回は

買ってきてくれと、

私が一人のところで、依頼されました。


シャンプーの空き瓶を大切に持ってきて、

これと同じものをと。言うので。

断るわけにもいかず。


でもこちらの方ですので、

今度、僕にプレゼントで持ってきて~と。

割と値の張るシャンプーで、しかも

コンディショナーと3セットというので、

それは、大層なお値段になるのと、

大分かさばるので、

エー!!と渋っていたら、

じゃ、お金は払うから。ということになり。


結局、今回持ってきたのです。

彼は、そのやり取りの中で、

こちらの方らしく、ナンパしてくる、してくる。


勝手に、私の年まで同僚からなのか、

調べていて、僕と君は、同じような年だと

調べがついてる。

なんて、笑いながら言っています!


あまり彼のことは気に留めていなかったのですが、

何と彼は、ベルギー人の母と当地の父を持つことも

知ることになりました。


良く見ると、意外とハンサムな顔かも。

ベルギーにも住んだことがあり、

何と、ベルギーでは、バーテンダーをしていたそう。


こちらも、ナンパしてくるので、

「ナンパなバーテンダーさん!

一体、何人にそんな言葉を使ったの?」

と軽くあしらっています。


しかし、私の年まで知っていて、

よくもナンパしてきますね。

もっと若くてかわいい方を

ナンパすればいいものを!


何人もナンパして、

当たればいいやと思っているのかしら?

いやはや、しかし、彼の努力に感謝。


今晩も、なにやら、次の休日に会いたいと、

意味深に、言ってきてます。

こちらもシャンプーの代金、

回収しないとならないので、

会わなくてはなりませんが。


その時、デートできるか、

探りを入れてるのです。

しかも、夜に公園を案内するとか言ってます。

全く!

なんだか、かわいいですね。


何回もメールをくれましたが、

無視していたのですが、

ついに、夜中に電話がかかってきてしまいました。

こちらは、寝ていたので、

スイートトークに巻き込まれずに済みました。

ほっ。。。


そろそろ、シャンプー代金回収する日にちを

設定しなくてはなりませぬ。

さて、いつどこで会いますかね。




アジア料理

こちらのもやしは、茹でても

とてもシャキシャキしています。


水分が少ないのでしょうか?

茹ですぎても、シャキシャキしてくれています。


当地では、もやしは、つい数年のうちに

普通のお店に出回るようになりました。


生で食べても大丈夫のようです。

東南アジアでは、結構生で食べていますよね。


当地では、他国の料理は

殆ど流行らなかったのですが、

なぜか、タイ料理は、流行っています。

以前は5つ星ホテルにしかなかったのですが、

普通のショッピングセンターにも出店していて、

本場のシェフが作ってくれています。


味は確かで、こちらの料理に同化したり、

おかしな変化を遂げたりはしていないので、

ありがたいです。


日本料理も凄く割高なのですが、

割と繁盛しているようです。

最近は、ドバイに気軽に行く人が増えたりして、

食文化も本物になってきたからなのかしら?


今までだと、どうしてこの味なの??

と思うアジア料理でしたが、

タイ料理店、日本料理店ともに、

繁盛している要因は、

本格的な美味しいお味にあったのかも。


この国で、アジア料理は無理かと思いましたが、

きちんとした品質を確保すれば、

当地の方々も来てくれているようです。


私にとっても、営業を続けてくれることが

食のバラエティ確保ということで、

大変ありがたい限りです。


そして、何より、最高級ホテルの価格でなく、

庶民の価格の2倍くらいで食べられるのは、

本当に嬉しいことです。



プレバレンタインパーティー

東欧の小さな国の大使館での

パーティーに出かけてきました。


比較的こじんまりした

アットホームな雰囲気の大使館でした。

この国とは全く馴染みがありませんが、

沢山のお料理やお酒を頂きました。


ロシアのようなサラダや

前菜のサラミも沢山のバラエティがあり、

とてもおいしかったです。


さらに、ハンガリーに留学していた友人が

ハンガリーとは近隣諸国なので、

とてもお料理が似ているとのことでした。


ザワークラウトを煮込んだお料理、

ビーフストロガノフのようなもの、

人参とジャガイモのスープ

そして何より美味しかったのが、

自国の焼き立てパンでした。


ドイツのパンのような酸味のあるものですが、

しっとりやわらかく、少し穀物も入っていて、

ナチュラルな灰色でした。


お餅のように真っ白でくせのない

しっとりしたパンもありました。


お酒は、国独特の強いものを頂きました。

洋ナシの香りがするウオッカのような

50%くらいの強いお酒です。


アプリコットだといっていましたが。

これはチェーサーがないときつい感じでした。


友人はブドウジュースだと間違えて、

白ワインで薄めていました。。。


後半は、ダンスパーティになっておりました。

70年代の曲で、みんなノリノリでした。


みなさん黒装束の下は、

パーティー仕様のドレスやら、

オフィスの装いのようであったり、

肩や美脚の出ている装いで。

眼の保養にもなりました。


当地の外向けに英語で発信する通信社に

以前在籍していたという

ジャーナリストの女性もいました。


お父様のお仕事の関係で、

日本に7年いらっしゃり、

今はFIFAの委員会メンバーだという

お若い男性もいました。


色々な方と知り合い、

楽しく踊ることができました。


DJは、大使館の職員の方のお子様でした。

一緒に行った元同僚は、

早速、かわいいDJさん

からかかっていた、

70年代のダンスミュージックを

USBに入れてもらったそうです。


いつの間にやら。

彼は仕事も早いのですが、

こんなところで、抜け目なく、

ちゃっかり音楽まで早速もらっているというので、

驚いてしまいました!


帰りの車の中で、一同、

それを聞いて、

大爆笑してしまいました!

いつも立ち寄る、雰囲気のあるお店

当地では、女性は黒装束をお召しなので、

黒装束の下は、どうも垢抜けない感じです。


Tシャツを着ていても見えませんからね。

勿論、パーティーでは、

ものすごいドレスをお召しになるのですが。


日常着は、どうもファッションセンスが

磨かれていないものが多い気が。

その中にも、時々、素敵なものを

発掘することがあります。

ショッピングは、そういう

発掘の楽しみを味わう場と捉えております。


時々思わぬお店に、格安で素敵なものが

埋もれていることがあり、

お宝探しのようなものですね。


そんな中、このお店は絶対に何かしら

買いたいものがあるという

お目当てのお店もあります。


そのお店は、ショーウインドーが

洗練されている。素敵な木製のドアの

お店構えのランジェリーショップです。


勿論、女性しか普通は入りません。

多分、女性しか入れてくれないでしょうね。

男性がプレゼントしたいときはどうするんでしょうね。

今まで一度も男性が入っているのは

見たことがありません。


お店の方は、50歳代の細く長身でお若いころは、

誰もが振り向いたであろう、面影を残す

今も雰囲気のある美人さんです。


こちらに来ると、必ず、このお店には立ち寄り、

何かしら、購入します。

センスがとても素敵です。

こちら製のナイトガウンは、なかなか品があって

素敵です。


光沢のあるサテン生地やシフォン生地の

両方を取り揃えていて、

当地で作っているものは、他のお店とは異なり、

どれも上品で、私好み。

絶対何か買いたいものがあります。


それ以外にも、アメリカ製のものを中心に、

一部イギリスのものも揃っており、

そちらも、品揃えが大変よろしいです。

目の保養にもなり、とてもよい感じです。


上下揃っているものが欲しいと言うと、

揃っていないものでも、

これにはこちらを合わせたら良いと

見繕ってくれます。


それも、お客さんの要望を聞いて、

サイズも大体わかった上で、

クロゼットの中を開けて、

探してくれます。

やたらと、ディスプレイしていないところも

なんとなく好きです。


要望も伝えて、その上で、

色別、サイズ別になっている

クローゼットから出してくれるのです。

そういうお客さんとの対話の上で

成り立っている、小売店。

ヨーロッパの小さなお店のような

雰囲気で、それが気に入っています。


センスの良い、美人の細面の奥様に

見繕っていただくのも、なかなか楽しいものです。


海外で手に取って見れるお店では、

できるだけ上下揃っているものを

好んで買い、揃っていないものは、

よっぽどでないと買わないですが、


このお店でお買いものをするときは、

揃っていなくても、見事に合わせてしまう、

美人奥様のマジックに魅せられてしまうのです。


確かにそれで合っている気がしてしまうのです。

確かに悪くないし。それで、いい気がするのです。


雰囲気を買っているのでしょうか。

当地に来ると、その美人さんの奥様に会いに、

そのお店に立ち寄ってしまうのです。

雰囲気のある奥様であり、

雰囲気のあるお店なのです。