GTAとMーGTAの違いが、いまいちよく分かりません。
安東先生は、GTAは基本的に複数名で行う大規模な研究であり、それを個人レベルで実施しやすいようにアレンジしたものがM-GTAであるというお話をされていました。
そのような理解で合っているでしょうか?
コード化とカテゴリー化の作業は、ずいぶんと機械的な印象です。
面接データ中のある単語の出現頻度や、特徴的な内容に注目してコード化・カテゴリー化を進めるとします。
そのデータはあくまでも「字面」にすぎないことを、研究者はわきまえておかなければならないでしょう。
参加者は自分の思いや考えをすべて言語化してはいないという大前提に立ち、言外の意味をくみ取る必要があります。
質的研究にコンピュータを利用することに対して批判的見解が存在するのも、この辺りが関係しているのではないでしょうか。
その意味で、表情や視線、しぐさ、ジェスチャーなど、録音では捕捉できないデータを細かく記録する作業がとても大切になると思います。