感銘をうける | せんまこと(仮)

感銘をうける

さもないことに
感銘をうける


それはさもないことだから


感銘をうけても
さもないことだったりする






ささいなことに感銘をうけても
やはりささいなことにしかならず

なのに感銘をうけたことは
ささいなことに思えなかったりもして
感銘を人生の厚み
みたいに思ったりするが
だからといって
太い人生を歩み出せてるかと言うと
…それほどでもないな…と
微笑みたくなる


この意地にならずに微笑めたことは
人生の厚みにほかならなかったり
するのだが

人生に於いては
やはりささいなことに属していたりする



人生はスゴいな




そんなひとの人生をわちゃわちゃ回りが騒ぎ立てようとしてる話題が
ワイドショーや週刊紙やタブロイド紙やネットに溢れているみたいにも思えてしまう


あの
話題も

さもないこと

書いた人
見た人が
騒いだ人
騒いでるのを見て騒ぐ人
それぞれが
人生の厚みを手にしていれば
よいね


でも
人生の厚みを手にしてる者の集まりの社会が
コレなら
ちょっと日本はかなりエネルギーロスが酷い


だから
人生の厚みではないものを
受け取って
下世話を受け取って取り込んじゃってる人が増えていたりするんじゃないかな…

とか
考える


わたしも
要らぬことを取り込んじゃってる