毎晩のように遅くまで

いろんなことを半強制的に

話ししていた私たちは

あるときに私がなんで韓国語が喋れるのか

みたいな話になりました。

 

 

 

 

正直本当になんでかはわからないけど

思い当たることだけ言って、

ありがたいことに、韓国人ネイティブの人たちから

(おそらく)お世辞と言うわけではなく

本当にうまいといってもらえることも

多いという話をしていました。

 

 

 

 

その人が突然

 

 

 

 

でも自分でも私うまいなぁ~って

正直その程度できたら思うでしょ?

書くこととか読むことはできないと言っても

発音はめっちゃうまいなとか。

英語もしゃべれて。

 

 

 

 

 

と、私に言ってくるではないですか。

 

 

 

 

 

しかし、ところがどっこい

私自身は本当に謙遜とかでも

なんでもなく、自分が言語できるなぁとか

うまいなぁとか正直一回も

思ったことがありません。

考えたことがないというのが一番正しいかもしれませんが。

 

 

そんな、自分、言語しゃべっていてうまいなぁ~って

考えるときなんて正直そんなタイミングなくないですか?

 

 

 

 

エッセイ書くのうまいねとか、

話すことだとスピーチうまいね、

プレゼンテーションうまいね、

とかいうタイミングはあるかもしれないけど、

ただただ英語うまいななんて思う

タイミングないというか。

 

 

 

普段自分日本語うまいな

なんか思ったことがないみたいに。

 

 

 

 

 

だからなのか、私は言語に関して

うまい下手の話ではない

(実際うまい下手があるのはわかっているけど)

と思っているので

そういう風に聞かれるのがすごく苦手です。

 

 

 

 

英語うまいってなに?

韓国語うまいってなに?

それって、みんなが難しいと思ってる

発音がちょっと他の人と違うからでしょう。

でもそれって言語が「うまい」ってことの

絶対的なものさしでもなんでもないやん

(ひとつの要素ではあるけど)

 

 

 

 

しかもところ変わればその「発音」の

うまさに対する評価なんて変わることも

わかっているし、

(例えばヨーロッパであれば英語苦手な人も

いっぱいいるけど、アジア圏よりはきれいに

しゃべる人たちも多いので発音うまいとかいう

概念ないところもいっぱいある)

というかそもそもアジア圏以外だとそこまで

発音のうまい下手に関して重きをおいてないのです。

(通じない=英語下手みたいな。通じているなら

それ以上なにもジャッジしない)

 

 

 

 

 

日本人とか韓国人だって

通じてない人より通じてる人のほうが

断然多いです。

(難しいトピックだとまた違う話ですが)

前の記事でも書いたように

しかたないことなのかもしれませんが

発音にコンプレックスを持つ、

さらには英語にコンプレックスを持つ

アジア圏の文化にはどうしても

同感できないしその気持ちが

一番の邪魔になっているような気がします。

 

 

 

 

私はそういった先入観というか

考えがなかったからか、

英語をみんなと同じように中学生で

本格的に始めるようになって

恥ずかしがることも、疑問に思うこともなく

日本人の先生が喋る英語ではなく

英語の録音やCDなどで聞く外国人が喋る英語を

真似するようになったし、

それと同じ感じでそのまま韓国語も

ながれでするようになりました。

 

 

 

 

 

 

私はもちろん言語の才能があるわけでもなく

(実際DNAテストをしたときにも言語能力は

凡人とでました)

全然ちゃんと発音できてないこともあるし、

失敗することもたくさんありましたし

ありますが、そんなん当たり前でしかないから

どうでもいいことですし。

 

 

 

 

 

言語に関していうと、

そういった先入観や

ネイティブみたいな発音をしようとしても

うまくできないし恥ずかしいのような

考えをなくすということだけで

だいぶ変わってくることだと思います。

(それが一番難しいことですけど)

 

 

 

 

 

 

ともかく、英語や言語に関しては

すごいなとか自信とか持ったこともないわけです。

 

 

 

 

 

 

 

そういった私の意見をひとしきり

きいていた癖強は、

理解も納得もいかない様子で

私は絶対自信満々でこんなだけできるって

思ってると思っていたと

自信ないっていうのに全然そう見えないから

ビックリしたと言ってきて、

そして最後には

 

 

 

 

私だったら、というか

私は私の英語に対してもすごく自信をもっているし

第2言語目なのにこれだけできてることが

めちゃくちゃすごいと思ってる。

その自信が表に現れるし、無意識に

自分に影響するから自信もったほうがいいよ。

自信もってもいいよと、お叱りが。

(私31歳、癖強25歳)

 

 

 

 

 

 

自信をもっているときいて、そうでしょうね。と

思ったと同時に、

私は自信をもっていなかったのにも

関わらず、癖強は私は言語に対して

自信満々でこんだけできるって思ってると

思ってたと言ったのをみて、

本人に自信がなくたって見る人の目によって

自信とかその人のキャラクターというのは作られていくことも

多いんだよなと実感したのでした。

 

 

 

私が思うのは

実際は自信があってもなくても全然関係ないのに

「自信」っていうものを持ちなさいと

強要してくるのをやめてほしいってことです。

自信がないのがダメみたいな風に

受け取る側は感じざるを得ないし。

その考えを人に植え付けることで

余計な弊害ができてきてる気がします。

 

 

 

 

癖強ルームメイトからはそうお叱りを受けましたが

そこに関しては私は私でいきたいと思います。