お土産屋さんに入ってから

20~30分経とうとしていました。

もう時刻は午後1時をゆうに超えています。

 

 

 

 

どれだけ大きなお土産屋さんだと言っても

お土産屋さんに興味がない人が

さくっと店内を一周するのに

かかる時間ではありません。

 

 

 

 

さくっと1周していると

食品やお菓子、お茶などの

コーナーがありました。

その中でチョコレート製品のコーナーがあり

小さな棚の1角でした。

そこで悩み始めるではないですか。

30分くらい買おうか買わないかで迷っていましたが、

全く埒が明かなかったので

とりあえずごはんを食べようと説得し、

一旦お店を出ることができました。

 

 

 

 

時間もそんなに余裕があるわけではなかったし

食べたいところを調べていたわけでも

なかったので、その施設の中にある

フードコートで食べるだろうなと思っていたのですが

その癖強ルームメイトはグーグルで

微妙なレビューを見て、

そこで食べるのは嫌になったそう。

 

 

 

 

それでどこで食べるのかとなったところ

カジノがあるホテルでなにか簡単に

食べれるファーストフードがあるっぽかったので

そこにもういってしまおうとしたのですが

そのお土産屋さんからは距離があるので

一旦カジノに行ってしまうとそのお土産屋さんには

戻ってこれなくなります。

 

 

 

 

と、なるとまたその人は

悩み始めるのです。

結局、チョコレートを買いたいとのことで、

カジノにいくまえに買ってしまおうと

いうことになったのです。

(イコールご飯はお預け)

 

 

 

 

私はチョコレートで悩んでいるんだったら

そんなに種類もないし、すぐ終わるだろうと

思っていました。

が、そんなに現実は甘いものではなく

まさかのチョコレートを選ぶのに

1時間半から2時間くらいもかかってしまう

ことに・・・・。

(地獄すぎた)

 

 

 

 

途中で何度もこうしたらいいやん

この組み合わせでいいやん、とか

むしろもう買わなくていいやんとか

めっちゃ何度もいいましたが

(お金ないとかこの人にはこれだけ

使ってもいいけどこの人にはそこまで

使いたくないとかうるさいので)

そんなにお金厳しいならむしろ

誰にも買わなくていいやん。(公平に)

という私の意見。

 

 

 

 

 

そんな私の意見なんて聞くはずもなく。

ずーっとチョコレートと睨めっこしていて

そのセクションから動かないその人。

私はお土産のチョコレートで

そこまで優柔不断な人を初めて見たので

新種すぎてびっくり。

めーっちゃある商品の中からとかならまだ

100歩譲ってわかります。(わからんけど)

チョコレートって種類10種類もなかったですよ。

何回もこの人にはこれ~あの人にはこれ~とか

確認するしどんだけ確認すんねん。

カゴの中にいれては棚に全部戻し、

というのを十回以上はしていました。

(一旦全員分決めて、よしっ買うか?と

思ったら全部もっかい最初からというのを

やられ、何度も気が遠くなった)

 

 

 

最後らへんは、結局最後何も買わないと

言い出したらマジでキレようと

さすがの私も我慢の限界になってきていました。

 

 

 

奇跡的に(?)、お土産は買ったのですが、

問題は時間です。

何もしてないのに時間がありません。

というのは、午後4時の電車に乗るのに

そのときの時刻はもう3時近くになろう

としていたのです。

4時の電車に乗ろうとしたら

駅までいくのに余裕を持って、

3時半すぎには中心地はでないといけません。

 

 

 

 

ご飯もカジノも絶対無理な残り時間。

 

 

 

 

どうしようかと言っていると、

そのルームメイトが

 

 

電車の時間ってそんなに多くないですよね。

次の電車って何時ですか?と聞いてきました。

 

 

私は、ごはんもここで食べたり

カジノもしたりってなると時間が

明らかにないから予定を遅らせて

帰ろうということかなと予想して

乗る予定だった電車の次の

時刻のことだろうと解釈して

4時の次にある直通の電車の

時刻を伝えました。

(たぶんそれが夜8時くらいだった)

 

 

 

そうすると、その子は

 

 

 

いやいやちがうちがう

今の時間からの次の電車

 

 

 

 

というじゃないですか。

私の頭の中は???????????

しかなかったですが

とりあえず調べることに。

 

 

 

そのときの時刻からの次の電車を言うと、

ここから移動してその電車に乗るのは無理だったので

その電車に乗ることはなかったのですが

そもそもごはんも食べてないし

ここでなにもできてないのに

なんでだろうと思っていると、

 

 

 

 

いや、もうそれだったら

早く帰ってダウンタウンでなにか食べたほうが

いいのかなと思って~と

いうじゃないですか

 

 

 

 

私の頭の中はまた??????

なんでその思考になるのか意味不明すぎて

まぁ早く帰るのはいいとしても

ダウンタウンで

ご飯ってことは、ここで食べずにという

ことなので、夜までなんにも食べないと

いうこと???え?

というか、ナイアガラで私

滝みて(私の中では5分で終了)

お土産屋さんみて、(私の中では5分で終了)

で、終わり??

なにもナイアガラでしてないことが不満なんではなく

この無駄な時間よ。

(もともとナイアガラに期待はしてない)

近くにカフェでもあったらなぁ…

そこでぼーっとしてるほうがよかったわ…

みたいな考えが浮かぶわけですよ。

 

 

 

 

 

でも正直ダウンタウンでも

なに食べるの?と思っていると

 

 

 

 

 

またしても答えは驚きの

マーラータン。

しかも選択肢はない。

マーラータンしかない。

ユニオン駅からすぐ近くのお店とかではなく

そこからTTCに乗っていかなければならない

行きつけのところにいきたいというではないですか。

 

 

 

 

 

いやそれ、トロントについてもまた

さらに時間かかるやつやん

と、思っていると、

 

 

 

 

 

あ、カジノ行きたかったですか?(今更)

 

 

 

 

と癖強が一言。

 

 

 

 

いや、どーでもいいです。

と私。

 

 

 

 

そもそも癖強がいいだしたんだわ。

カジノで遊びたいって。

私一言も言ってないわ。カジノ行きたいとか。

 

 

 

 

 

結局、

興味ないと言っていた

お土産屋さんに2時間弱いたあげく、

行きたいと言っていたカジノには行かず、

ランチ抜きのまま、考えにもなかった

ダウンタウンのマーラータンに行くことに

なったのでした。

(これは確固たる意志)(マーラータンどんだけ好きやねん)

 

 

 

結局元々乗るといっていた電車よりも

前の電車にも乗れず、結局は

予定していた通りの電車に乗ることに。

その電車もとまったりしてしまい、

トロントに帰るのに3時間以上

かかってしまったのでした)

 

 

 

 

 

予定を決めていたのにも関わらず、

ここまですべてが変わってしまうことに

衝撃を受けた私は、

改めて、癖強の強さを実感したのでした…。

 

 

 

 

 

オチとしては、

癖強の買ったお土産たちは実はダウンタウンで

売っているものだったようで、

しかも、ナイアガラのそのお店よりも

結構安い値段で売っていたそう。

 

 

お金ないといっていた癖強は結構

ダメージを食らってましたが、

私は申し訳ないけど全然

可哀そうとは思えないのでした。