私はそのルームメイトとナイアガラへ行く気なんて
さらさらありませんでした。
そこだけははっきりさせておきたいです。
でもなんせ癖強なので…。
まずは、いつものように夜に
他愛もない話をしだすことから始まりました。
本当になんの意味もない会話。
で、急に、2月末に帰るからあまり時間も
残っていないな～、みんなトロントに
いるんだったらNYに絶対行ったほうが
いいよって言ってたなぁ。
どうしよう～ということを言ってきました。
私はNYに行ったことがあるし、
(今回の滞在ではまだ行っていなかったけど)
まぁ私は好きだけど好き嫌い別れるし
でも一回くらいは行ってもいいんじゃないですか～と
適当に返しました。
韓国から行くよりは絶対安いですしね。と。
何を思ったのか、さんざんどうしようと
言ったあげく、私にNYに一緒に行きませんかと
言ってきたのです。
ええええええ
絶対いや、というか無理や。
地獄行のバスに乗って地獄ツアー
するみたいなもんや。
と思ったので、速攻無理です。と言いました。
あの外出のときのことを思い出したら
泊まりでずっといるとか地獄でしかない。
理由を聞かれたので、
アメリカに旅行に行ってきたばっかりで
お金ない(事実)、行くならバスで行くと言ったので
体力的に厳しい(嘘(のちにNYにバスで1人でいきました))。
泊まりは厳しいとか。NYは行ったことあるし。とか。
いろいろと言いました。
そう言ってもなかなか納得してくれません。
いろいろと調べて、この値段だったら結構
よくないですか？とか安いエアビーや
ホテルなどを調べて見せてきます。
た、たしかに安い・・・・
ですが、負けてはいけない。
なんとかNY行きは切り抜けることができました。
(格闘時間1時間くらい)
安心していたのもつかの間、
あ、じゃあナイアガラだったらどうですか？？と
負けじと聞いてくるではないですか
えーと、と何を返そうかなぁと思っていたら
考える暇さえも与えられず、ナイアガラだったら
電車で２時間で日帰りでいけるし
しかも週末ってなると往復10ドルくらいでいけるし
ナイアガラは行ったことないんですよね？と。
たたみかけてくる相手。
そうだけど…。
行きたいけど行きたくない…。(あなたと)
めーっちゃしぶりましたが、
相手はめっちゃくちゃごり押ししてくるし
YESというまでその話題から離してくれません。
しかも、私がNYの話のときに断った理由の
すべてをクリアしてきている…。
なんもいえねぇ…。
と、なりまして。
一緒に行く運びとなってしまいました…。
まぁでも行くとなったからには楽しもうと思いましたし
滞在時間は電車の時間もあって、３－４時間くらいしか
なかったので、タイムリミットもあるということで
だいぶましではあるだろうとポジティブに
考えることにしました。
ナイアガラには小さな遊園地？もあったりとか、
船でナイアガラの滝の近くまでいける
アクティビティなどなどありますが、
それらは2月の冬のシーズンの間は休業になります。
(一部やっているものもあるようですが)
私はもともとその遊園地で遊ぼうとかなにか
アクティビティしようとかいう考えもなかったので
冬はオフシーズンだから夏よりかは観光の人たちも
少ないだろうしむしろいいかもしれないと
思うようになりました。
ナイアガラでなにしますか？と言われ、
私は
え？滝しかないやろ？
なんもアクティビティもしていないしと思って、
滝見て～でもあとなんもたぶんないですよね
お土産屋さんとか
アイスワインのお店とかそこの
名産のお店とかぶらぶらしてみますか？
それくらいしかないですよね
と、いうと、
お土産屋さんわざわざ行く意味あります？
そんな興味ないかな(棘しかない)
と、返ってくるではないですか。
あ、旅行にいってお土産屋さん行かないタイプの人か。
まぁ私もわざわざお土産屋さんいかなくてもいいけど
やることないからなぁと思っていたら
それよりナイアガラはカジノがあるんですよ～
カジノでちょっと遊んだりしましょう。
もともと自分でそう決めてたんだったら
私に聞く前にいうてくれ。
ついたら、昼くらいだから、
ナイアガラみて、お昼食べて
カジノでちょっと遊んだら
たぶん帰る時間になりますよね～
と、言ってきました。
私も向こうでの滞在時間がそんな長くないので
そうなるだろうな～と思って
そうですね～じゃあそうしましょう。
といって、そのときは話は終了。
このくだり、よく覚えていてください。
なんせ、”もってる”人なので、
当日、本当に考えもしてなかった方向へ状況が
進んでしまいます。
続きます。