物件を見にいったことのほうが多いですが、

あるとき掲示板に、「これから部屋を借りようと

おもっているのですが、そのルームメイトを

募集します」というフィードが上がったのを

みて、それも悪くないなと思い連絡することに。

 

 

 

 

連絡して、今見ている物件のリストを

送られて、予算などを話したあと、

一旦会いましょうとなり、

イートンセンターで会うことに。

 

 

 

 

そのときにいろいろと話し、わかったのは、

ルームメイトと住むのは簡単ではないこと。

やっぱり人によるんだなぁと。

前に外国に住んだときは10年前で

今とは世代も変わっているし、

当時は私が若い側で、同じ年が

年上の人たちが多かったのもあるだろうし、

外国にワーホリなどででてくる人が

だいたい10代~20代前半が多いらしく

その世代がやっぱり私たちにとっては

未知の存在なのかもしれないと思うように。

(韓国人の話に限りますが。10年前も

韓国人の人たちとルームシェアとか

ゲストハウスの小さな空間で生活したりして

いました)

 

 

 

 

それでも今まであったトラブルなどを

きいていると、

いや人としてどうなん?ってことも多々あり、

結構衝撃の連続でした。

 

 

 

 

 

 

その人は今住んでいる物件でリビングで

住んでいるらしく、しかも生活リズムが

みんなと違うらしいのです。

 

だけれど、みんなお構いなく

大きな音を立てながらキッチンも

使うし、夜中になってもキッチンや

リビングでなにかしたりするらしいのです。

 

 

その人が何度も夜中はやめてくださいと

言っても聞かないのでオーナーに言うと

その夜中にいろいろと使ったりする人は

余計に腹を立てたのか全く聞く耳を

持たない。

直接また言おうとしても無視する。

 

 

その問題の人が住んでいるのは大きな部屋で

そのコンドの中では一番高いお金を

払っているので、またオーナーに言っても

悪態をつかれて、我慢しなさいと言われる始末。

(お金を多く払っているからということで

そっちの言うことを聞いているのでしょう)

 

 

 

だから出たい。とのこと。

 

 

 

 

そりゃそうだ。

と納得。

 

 

 

しかも私のその問題の人が近い年齢とか

年上かとか思っていたのですが、

10歳くらいも年が違う若い人だというじゃないですか。

 

 

 

 

え?韓国ってめっちゃ上下関係

厳しいんじゃなかったっけ?

 

 

 

とふと思いましたが、

やっぱり世代?なのか昔とは違ってきている

部分も多々あるよう。

 

 

 

その人は結局オーナーにも取り合ってもらえないし

問題の張本人にも無視され、

無視されるだけでなく、そのこよがきっかけで

関係がめちゃくちゃ悪くなり、

指摘する前よりも居心地が悪いそう。

 

 

 

 

それはしんどすぎる…と思ったし、

早く出ないとですね…と言ったら

そんなに簡単な話でもないそう。

 

 

 

 

まず、ダウンタウンのそもそもの家賃が

高いんだけれど、部屋が空いていて

かりたい!となっても、審査がめちゃくちゃ

厳しく、用意するものもものすごく多い。

かりたいと言って日本みたいに

当日~数日で完了する話ではなく、

いつその答えがでるかすらもわからないので

正確にいつ引っ越せるということも確証がない。

(まずかりれるかどうかすらも怪しいし、

難しい話らしい)

 

 

 

とのことで、結局いろんな話をしたあと、

私は入居したいタイミングや

予算の点から合わないねという話になり、

その人のルームメイトになるという話は

なくなったのでした。

 

 

 

 

 

その人は学生時からトロントにいて、

ここで学校を卒業すると就労ビザが

何年分か出るらしいので、

そのまま働いて、永住権が取れる資格ができ、

かといって、永住権をとるのは難しいのですが、

コロナ時にその審査、基準が緩和されたことから

ラッキーなことに永住権が取れたとのこと。

そういったケースは多いそうで、

すでにコロナ中だったからこそ永住権を

とれたという人に何人が会ったことがありました。

 

 

 

 

コロナ中のそういった経緯もあり、

今就労ビザなどだけでなく

永住権の審査も厳しくなっており、

とるのが難しくなっているそうです。

 

 

 

 

トロントは外国の中では

住むにはまだいい国だとは思いますが、

きついルームシェアから簡単に脱せないこの状況は

とてもつらいことですね。

また次のルームシェアに

移っていくしかなく、

それがあり余るようなお金を持つまで

続くのだから。