バーモント、バーリントンは

ベンアンドジェリーというアメリカでは

大人気のアイスクリームブランドの発祥の地です。

 

 

1度日本に上陸し、上陸したてのときは

店舗に行列ができたりと話題でしたが、

それは長く続くことはなく…結局日本からは

撤退してしまうことになりました。

 

 

10年前バーモントにいたときも

友達の両親がベンアンドジェリーの工場見学と

テディベア工場見学に連れてってくれたのですが、

今回もベンアンドジェリーの工場見学に連れていってくれました。

 

 

 

まず入ると、かわいい紹介映像をみて、

そのあとは2階からアイスクリームが作られていく

様子を見ながら、解説を聞きます。

解説が終わると質問は?と言われるのですが、

だいたい日本だとあっても1、2人もしくは

誰も聞かないことがほとんどだとは思いますが、

たくさんの人が質問していて、さすがアメリカだなぁと

おもったのでした。

 

 

 

最後は無料でアイスクリームがもらえます!

最後の部屋でアイスを食べて、ツアーは終了です。

その最後の部屋には、ベンアンドジェリーの世界MAPが

あり、世界のどこにベンアンドジェリーがあるのか

というのがわかるようになっていました。

他アジアにはまだ店舗があるのに、

日本はそのMAPにはなかったため、ツアーのお客さんの

一人が、

 

「なんで日本にはないの?」と

 

ツアーガイドに聞いたのです。

 

 

そうするとちょっと気まずそうに、

 

「日本には店舗はあったんだけど、

日本のマーケットでは、アイスクリームは

シンプルで素材の味を生かすのが好まれることが

多いけれど、このベンアンドジェリーの特性とは

真反対だったこともあってか、ベンアンドジェリーが

日本のマーケットで定着していくことは難しかった」

と、答えていました。

 

 

 

なるほどなぁとおもったと同時に、

今、日本に進出していたらもっとよかったのかなと

思ったのでした。

(ベンアンドジェリーがパッケージ、デザインもかわいいし、

アイスクリーム自体が具だくさんなので、写真映えしそう

だから)

 

 

ただ、問題なのは、名前がユニークすぎて、どんな味なのか

予想ができにくいので新しい味とかに挑戦しにくいのと、

(説明が名前の下に書いていたとしても、それを見るのに

時間かかるし、味を決定するのに時間がかかるのは

日本人は負担に感じると思います)

アメリカでもある程度高いのに日本にくるともっと

高くなるので価格も問題だなとは思います。

 

 

 

バーモントには新しい限定の味ができたそうで

友達の両親が買ってくれて食べてみました。

ピーカンメープル味だったのですが、

味は名前のままです。

ごろごろのくるみが入っています。

私はおいしく食べたのですが、

お母さんは満足いかなかったようで

なにがよくなかったのか聞くと、

 

 

「メープルが十分入ってない。

メープルの風味が物足りない。

けちってる」

 

 

 

やはりメープルに関しては厳しいバーモンターなのでした。

(バーモント出身で長く住んでいる人を

バーモンターと呼びます)