空港からシャトルバスに乗り込み、

ホテルへ向かいます。

私は長旅のあとのバスで疲れきっていたのですが

車内は和気あいあいとにぎやか。

私は窓から見える運転が荒い車たちと夜景を

横目に見ながら早くホテル着いてほしいな~と思っていました。

 

希望通りホテルへは10~15分で到着。

みんなバスを降りて、荷物を取りに行きます。

そして、そのままチップを渡さずに

ホテルに入っていくのです。

それで私は「え?!」となったのですが、

そのおじさんにはよくしてもらったので

渡したいけど…と思っていたところ

違う男の人がおじさんにチップを渡していて、

それに便乗して渡すことにしました。

 

「これもらってください」というと

そのおじさんは男の人からのチップは

もらっていたのに私には「いらんいらん」といいます。

 

私はまた「いや!少ないけど受け取ってください」といったけど

「いやいや気持ちだけで十分だから、本当にいらない」と

言われ、そのままどこかへ行ってしまったのです。

 

完全にお金のないアジア人留学生と判断したんだな…と

思いましたが、それでもそうゆう風に

いらないよと言ってくれるのが優しいなと思いました。

 

チェックインには結構時間がかかりました。なぜなら

バスに乗ってた人が一気にチェックインするためです。

チェックインに必要だったのは、

パスポートでした(料金は支払い済み)。

その時点でホテルからエアポートまでのシャトルバスは利用するか

聞かれるので、時間も指定して予約しなければなりません。

 

朝食付きで、部屋の場所などの説明を受けたら

部屋へ向かおうとしましたが

いくら探してもエレベーターがありません。

 

まさかと思いましたが、ふと口コミを見たときのことを

思い出しました。

エレベーターがなかったのがしんどかったと

書いていた人がいたことです。

2階までの階段といえど、結構な長い階段でした。

おまけに大きなスーツケースと重い手荷物4つある私、

しかも長いフライト、イミグレーションなど

神経も使って疲れ切っていた私は

深いため息をついて、そこでぼーっと立っていました。

 

そうするとまた別のスタッフのおじさんがふっと

やってきて、「どうしたの?」といいます。

 

「部屋が二階にあるけどエレベーターがない。

エレベーターないですよね?」と聞くと

「エレベーター向こうにあるよ。あ、でもキーみせて」と

言われ、見せると、違う棟の部屋にいくのはエレベーターが

あるけれど、私の棟にはエレベーターはないとのこと。

「やっぱりそうか…」と思っていたら

 

おじさんがすぐにスーツケースを持ってくれ、

階段を上ったところまでスーツケースを移動させて

くれました。

 

そこで、トロント(カナダ)って本当に

優しい人が多いんだなと実感しました。

(カナダ人は優しい人たちが多いという

ステレオタイプがあります)

 

ホテル自体は可もなく不可もなくといった感じで

正直めっちゃきれいでもなければ

部屋にある設備や家具も古びているし

くらーい感じです。

だけど、シャンプーとコンディショナー、あとは

なぜかボディソープではなくボディローションも

ありましたし、紅茶やコーヒーもおいてありました。

 

一番安い部屋を予約しましたが、

部屋自体はすごく大きく、ベットも広いです。

私は一人で泊まったため、一人分の負担が大きかったですが、

二人まで泊まれるので、二人で割れば、

安いと思います。(一人5000~6000円程度になると思います)

 

時差もあり、飛行機でも3時間ほどしか寝ていなかったため

寝たいはずでしたが、すぐに寝れることはなく

夜中にやっと眠りにつきました。

 

 

続きます。