え~~、Y先生の寂しそうな、悲しそうな顔。
思いっきり気分最悪な状態なのに、その顔を見てしまい、落ちました
後ほど呼ぶので、一度待合室でお待ち下さいと言われて・・・・呆然とした状態で10分ほど待っていました。
そして、胃カメラの診察室の角にある机が2つほどの場所にY先生が座っていました。
「大変でしたね。お疲れさまでした。」
あ~、やっぱり穏やかな先生。きっと人気があるんだろうな~、なんかとっても落ち着く。(Y先生は50歳くらいかな?)
「これが、胃の中の写真でこの青いのは薬剤をかけているのでこんな色ですが・・・」
そっか、何も知らない私・・・え、私の胃ってこんな色なの?と一瞬気が遠くなりました
「バリュームで今回おかしいと言われたから、胃カメラで調べたんだけども・・・ここの部分の細胞をとって検査に出すんで、1週間後に結果を聞きに来て欲しいんだ。なるべく早くやるので・・・。あ、でも22日になってしまうね」
わかりました。・・・あの、いわゆる悪性って事なんでしょうか?
「う~ん。その結果を見てみないと何とも言えないですが、その可能性が高いですね。」
会話をしたのですが、正直細かい内容を覚えていません。
ただ、「がん」の二文字が頭から離れませんでした。
病院から、実家までは歩いて1分・・・。
心の整理をしてから、実家へ行き、両親に説明しました。
結果がわかるのは11月22日だから、、、、と言いつつも不安でいっぱいでしたが、親にはなるべく不安な顔を見せたくないので、「大丈夫」ってひきつった笑いをしていました