新しい畑にて想う・・・野菜づくりは難しい | MAKUWAURI ~農家の野菜~

新しい畑にて想う・・・野菜づくりは難しい

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さてMAKUWAURI

新しい畑の新しい野菜にてリニューアル

いよいよ今週から出荷再開。

里芋、ヤーコン茶、小松菜などお馴染みのものから、京野菜の壬生菜(みぶな)まで18種類。

再開一発目はそれなりにバラエティーに富んだラインナップ。

MAKUWAURI ~農家の野菜~-ちりめん  ●ちりめん白菜


葉がちりめん状の珍しい「ちりめん白菜」。

ずっとビニール栽培して寒風から守っていたので、生で食べれるほど柔らかく、非常に優しい味。


これを出荷しようと思ったが、こちらはもう少し大きく育てた方がいいなということで、次回に延期。
葉物野菜がかなり多いという理由もある。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-ちんげん  ●チンゲンサイ


こちらもビニール栽培のため非常に柔らかく、やはり生でそのままイケるソフトな味わい。
さて新しい畑の野菜たち、無事に育ってきたのだが・・・。


新しい土での栽培は、一回目が非常に難しい。

一度育ててみないと、土の状態が分からない。


野菜には土との相性というものがあり、合う合わないがある。

もうひとつ、そもそも土が持っている栄養素がどのような状態なのか?


そこで昨秋、新しい畑を借りた段階ではあえて無肥料で種を蒔いていた。

その結果・・・。


どうも窒素分が足りないようなのだ。新しい畑は。

その証拠に、小松菜、チンゲンなどの葉物野菜の緑色が薄い。


正直なもので、色が薄いと味もやや薄い・・・。

でもご安心を。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-たねまき  ●鶏糞をすでに投入して土づくり


窒素分が足りない場合、我々は鶏糞を投入する。

これでぐっと緑色が濃くなり、野菜に栄養が回るのだ。


そしてすでに鶏糞は1月に投入している。

土となじませるために、何も植えずに寝かせてあるのだ。畑の半分を。


今日はそこにルッコラ、カブ、人参、ほうれん草などの種を蒔いた。4月出荷用の野菜たちである。

これで恐らく、春からぐっと良くなる。


我々は化学肥料をいっさい使わない。

化学肥料を土にばらまけばすぐに解決する=即効性肥料だが、これは土にも野菜にも良くない。

化学肥料は“野菜の味のバランス”を壊してしまうのだ。


これに対して有機肥料は一般的に遅効性、つまり効果が現れるのが遅い。

その分、野菜の味を壊さず、土にも優しく、人にも優しい味になる・・・。


MAKUWAURI ~農家の野菜~-みぶな  ●壬生菜

そんななかでも壬生菜がよくできている。これは京野菜のひとつで「みぶな」と読む。

生で食べてみると、独特の風味がそのまま漬け物のような味わい。


実際、漬け物によく合う野菜らしい。私も初めて食べたが、一口で気に入った。

今回は壬生菜がオススメ。


では、お待たせしました。出荷再開です。



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