強引に<爆死>を言う記事どうなん?比較も意味ないのでは?
ネットニュースは、とくにドラマ関係の話は、あまり気にしないことにしているのですが、最近、山田涼介さんのドラマ『ビリオン×スクール』が毎日のように叩かれているのが気になります。ずっと言ってる。たとえば今日もこんなタイトルが。
「山田涼介主演ドラマが”大爆死”・・・目黒蓮、松村北斗ら旧ジャニ出演好調のなか視聴率2%台に急降下(世帯平均視聴率)」
記事を読んでみると、たしかに視聴率が、初回4.3%、2話:4.0%、3話:2.7%、と3話で急降下しているのですけれど、その日は「金曜ロードショー」や「音楽特番」が被っていたので、影響したことは間違いない。それを「2%台だ、2%台だ」と騒ぐのは如何なものだろう? ましてや同じ事務所の子たちと強引に比較する文脈は、感心しないワ。まったく感心しない。
以前から気になっていたドラマでした
でも、少々ムカッとしても、そういう記事いつもならスルーするのですけれど、実はこのドラマ以前から気になっていました。
木南晴夏さんが(どうした?どうした?)タガが外れたように面白くて。そして山田涼介さんもいつも通り上手くて、二人の掛け合いがとても面白いので、ちょっと期待したのです。
しか~し!! 山田涼介さんは今回まるでミュージカルのような演技をしています。なぜ? たぶん、物語が(脚本が)ファンタジーというかコミックの世界だから、そういう表現をしているのだと思いますけれど、でも、それが気になってドラマに入り込めません。
たとえば3話は、生徒の自主製作映画のために、(大富豪の主人公が 生徒たちに内緒で)ハリウッドからスタッフを呼ぶ。そして爆発なんかも派手にやったのですけれど、いや~こういう(良く言えば)ファンタジーな話、(悪く言えば)バカバカしい話、どんな気持ちで見れば良いのか・・・
むしろフツーに「学園ドラマ=山田涼介さんの教師役」にしたほうが見やすかったのでは?
その逆、つまり、学園ドラマでなくて、AI開発の天才というドラマにしても面白かったかもしれません。
要するに今回は2つの要素の絡め方が、うまくいかなかった・・ような気がします。そして言いたいことはひとつ。惜しい!
最後にひとつ告白します。
生徒役の皆さんがほとんどわかりません。
●水沢林太郎さん ●松田元太さん(この人はわかる) ●大原梓さん ●山下幸輝さん ●奥野壮さん ●柏木裕さん ●上坂樹里さん ●倉沢杏菜さん ●小宮山莉渚さん
こういう現象は(つまり若い俳優さんの見分けがつかない)、たとえば『伝説の頭 翔』とかでもあって、やばい~。
『ごくせん』のときは、昔ですけれど、若い俳優さんたちが生徒役でいっぱい出たけれど、ちゃんと一人ひとりわかりました。
今回見分けがつかないのは、俳優さんたちに個性がないのか、それとも私が老化したのか。どっちだ?!