今日一日考えた

 

皆さん同様びっくり!。まさか、あの明墨(長谷川博己)が罠に引っ掛かるなんて・・と言いつつ、明墨先生ほんとうに予想外ですか? これも想定内ではありませんか? 次に打つ手はもう仕掛けているのでは?・・・と思ってしまいます。なにしろここまで、さんざん騙されてきましたから・・・ですが、

 

 

 

いや~! 9話予告を見ると、まるでサスペンス映画の予告編、スリリングな展開と迫力!緊張感たかまるBGM・・・8話が「想定内」なんて推測は吹っ飛んでしまいます。ほんと、TBS、予告編つくるの上手すぎる。

 

 

 

それでも逆転勝利はあるはず。だとしたら糸口は何だ?・・・今日一日仕事しながら考えていました爆  笑 まず考えられるのは篠宮(堀田真由)のパパ、倉田元刑事部長(藤木直人)ですよね? 

 

明墨(長谷川博己)が6年前、家を訪ね「あれをどこへ隠蔽したのですか!?」と言っていたので、ひょっとしたら、あのビデオは倉田がコピーを持っているかもしれない・・・。あるいは、冤罪であることを法廷で証言するのかもしれない。何らかの意図でゆがめられた捜査であったことを、法廷で証言する?なぜなら、

 

苦しい立場を乗り越え、事件と向き合おうとする娘(堀田真由)を見たとき、彼の心は「ショーシャンクの空の下」・・・つまりすべての縛りから解き放たれて…真実を証言するみたいになりませんかね?

 

 

 

 

  真犯人は誰だ?!

 

ネットを見ると、おお~、考察で盛り上がってますね。とくに緑川検察官(木村佳乃)が、データを復元して逆転する、という説が多いようです。たしかに、伊達原検事正(野村萬斎)がビデオを狂ったように破壊したとき、ぽろっと飛び出したディスクが私も気になっていました。あれだけが粉砕されず残ったように見えたので・・・

皆さんも気になったということでしょうか?

 

 

でも個人的には、一番気になるのは、真犯人は誰?ということです。志水さん(緒方直人)が無実なら、真犯人が野放しになっているわけです。

 

倉田元刑事部長(藤木直人)のことをさんざん「逆転のキーマン」と推測しておいてナンですがてへぺろ  冤罪を証明するとき、実は、無実を証明するより、逃した真犯人を追求するのが(いろいろなリーガルサスペンスを見ていると)多いような気もします。なので、

 

 

ここまできたら、このドラマも 真犯人は誰だ?ということが一番気になります。まさか、突然関係ないところから意外な人が・・・ということはないと思うので(・・推理小説のセオリーとして、そういうのは「アンフェア」とされます。「ノックスの十戒」というのがあって、「①犯人は物語の始めに登場していなければならない」のです) 

セオリーからいけば志水さん(緒方直人)周辺の誰か、なんですが、思い当たる人いないですよね~? まさかまさか、伊達原検事正、じゃないですよね? 

 

 

しか~し、アガサ・クリスティーなんて、たとえば「アクロイド殺し」は語り手が犯人だったりするという仰天の結末がありますし(・・・日本では三谷幸喜さん脚本で『黒井戸殺し』としてドラマ化されましたね・・・そういえば、あのとき、探偵をやったのは野村萬斎さんでした・・・何か関係ある?・・・まさかね~)

 

 

 

『アンチヒーロー』は第10話が最終回のようです。まさにいま、ヤマ場にさしかかっています。予告編が素晴らしい出来なので、いやが上にも期待がふくらみます。早く来い、日曜日。