初めの1kmは周りのペースの影響を受けて、4分30秒。自分でもビックリです。

ところが、この暑さの中そのペースでいったら最後までもたないと思うのが早かったか、自然とペースが落ちていきました。
5分10秒、5分15秒、5分40秒。
うぁー遅すぎる。

そこで葛藤が始まりました。
ここでスパートをかけるか、それとも怪我の悪化を避けて次回に繋げる走りにすべきか?

私には5年以内にフルマラソンを快適に完走するという目標がありました。
そのため、マッサージ治療の先生に筋トレメニューなどを教えてもらっています。本来なら治療に専念しなければいけないのを無理を言って調整してくれて、今がある。英断が必要だった。

自分の可能性を信じて、突っ走ることもできたかもしれない。しかし、練習不足もあってそこまで踏み切る自信がなかった。ここは大事にいこう。そう思った。

案の定、ラスト1kmはみんなペースをあげるところだから、どんどん抜かれていく。苦しい。悔しい。
でも襷をアンカーに繋ぐことだけを考えて走り続けた。

漸く、襷のリレーゾーンが見えてきた。しかしアンカーがいない!!
前日に彼は、飲み会に出ていて眠いと言っていたから、この天気で気持ちよくなり、芝の上で居眠りをしてしまっているのだろうか…

いえいえ、そんな男ではありません。
リレーゾーンの手前に差し掛かったところで、彼が現れました。

もう声をかける力が余っていませんでしたので、アイコンタクトして、「頼んだぞ」と心の中で叫びました。

彼は颯爽と走り出していき、結局チームの中で、最も早い記録を出して帰ってきました。記録は20分!

流石です。酒を飲むと調子が上がるのでしょうか?いえ、彼は負けん気が強いんです。第一走者が予想以上に早かったので、本気モードのスイッチが入ったとのことでした。

さて私のタイムはというと、24分45秒でした。おー意外と良かったまぁまぁかと思った。しかしラップタイムを振りかえっていってビックリしました。

なんと最後のラップは4分00秒だったのです。今までの最高ラップ更新です!
ペースを落とすどころか、トップギア状態だったのです。自分でも信じられませんでした。

ここまで走れるように筋肉の調整してくれた先生に感謝しました。
そしてクールダウンのストレッチをしながらしばしの達成感の余韻に浸り、自分の右足のハムストリングを撫でながら、心の中でこう伝えたました。

「ありがとう。よく頑張ってくれたね。本当にありがとう!!」と。




















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