side:天
私は今、カフェのドアノブを手に固まっている。
かれこれ5分、こうしているだろうか。側から見れば不審者だろうが仕方ない。緊張するものは緊張するんだから。
人生初めてのバイト。それも、オシャレなこじんまりとしたカフェ。
私はずっと、こういった場所で仕事をすることが夢だった。だからこそ初日となる今日は、ドキドキで胸がどうにかなりそうなのだ。
よし、今日から頑張るぞ。そう決意して一歩踏み出そうと改めてドアノブに手をかけ、、ようとした。
「何してるん?用あるんやったらサッサと入り。邪魔になるで」
突如落ちてきた言葉に、目線はその言葉の持ち主へ。綺麗な顔してるなぁってしばらく見惚れているうちに、その人はもう私に興味なんてないみたいにスタスタとドアの向こうへと入っていった。
私は今まで躊躇していたことなど忘れて、彼女の後ろをついていく。
「ちょっ、ちょっと! 入ります、入ります!」
てんかりんの長編を始めました。
書いていく上で、キャラ崩壊が激しい場面があると思います。無理だと思ったら直ぐに閉じていただくよう、お願いします。
まずは完結まで書き上げることをこのブログの目標にしたいと思います。
また、私の拙い小説にイイねをつけて下さった方、フォローして下さった方、ありがとうございます。
まさかこんなに早く反応がくるとは思わず、びっくりしてしまいました。
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