謹賀新年2011 | 無線室

無線室

無線通信、特に受信に関する考察、実験、感想などを‥‥。

 明けましておめでとうございます。

 昨年は、何といっても首都圏のJR列車無線が完全デジタル化してしまいました。列車無線だけならまだしも、同じ周波数帯を使っていた旅客一斉情報まで道連れに。旅客一斉情報は、この1波を聞くだけでJRをはじめとして首都圏の鉄道の運行状況がわかる便利な無線だっただけに、デジタル化は残念でなりません。
 デジタル化したJR列車無線の機能は、現在発売中の『鉄道ジャーナル』2011年2月号で紹介されています。ダイヤが乱れた際、現場の乗務員は新機能を積極的に使っているようです。

 一方、今年は地上波テレビのアナログ停波が控えています。広帯域受信機でも音声だけはワッチできたのが、地デジ完全移行でそれも不可能になるのです。
 そして、気になるのは空いた周波数の使い道。地デジは、UHF帯の13~52chを使います。VHF帯はすべて、UHF帯も最終的に53~62chが空き周波数となる予定です。
 VHF帯には新たなデータ放送が、UHF帯にはワイヤレスマイクが800MHz帯から移行する見込み。特に、ワイヤレスマイクでは遅延を極力なくしたデジタル方式が想定されています。そうなると、空いた周波数にはアナログ音声が割り当てられないかもしれません。

 デジタル簡易無線も、各メーカーから続々と新製品が登場しています。アナログ無線は徐々にデジタル化してしまう状況に変わりはありませんが、それでもアナログ無線がすべてなくなるまでワッチにいそしみましょう。

 本年も、本ブログをよろしくお願いします。