おはようございます。
補助金・助成金・公的融資
コンサルタントの藤永です。
さてさて
大分以前の話ですが
時計のローレックスを使用した
詐欺事件というものが頻発した時代が
ありました。
要は
通常のステンレス製のローレックスに
金のメッキを施して
金製のローレックスとして
販売するというもの
東南アジアなどで
結構流行っていたようです、
(という記憶があります 笑)
ステンレス製のローレックスでは
あるものの
本物は本物ですから
時計としての機能は
きちんとしている筈ですが
金のメッキを施してしまうと
ローレックスの正規販売店では
もはや修理すら受け付けてくれない
との事です。
不正改造があったからと
いう理由だからだそうです。
ですから
金のメッキを施したローレックスは
金のメッキを施した時点で
ステンレス製のローレックスの
価値すらないということです。
事業計画も
これと似た側面があります。
本来の事業計画そのままで
行けばよいのに
補助金に
100%通したい
公的融資を
確実に受けたい
といった理由だけで
従来は考えていなかった計画まで
無理に付加させると
本来の事業計画自体の価値すら
毀損してしまう恐れがあるということです。
特に
事業計画の策定自体を
コンサルなどに丸投げされる方は
要注意です。
事業計画を実際に実行するのは
コンサルタントではなく
あくまで起業家の側です。
事業計画には、
あくまで真摯に向き合って
いただきたいものです。