おはようございます。
補助金・助成金・公的融資
コンサルタントの藤永です。
さてさて
よく株式投資の関連雑誌などを
見ると、無借金経営の会社が
妙にもてはやされていたりします。
曰く
・健全性が高い
・将来、金利が上昇した際にも対応力がある
・自己資本比率が高いので安定性がある
・・・とこんな具合に
高い評価が
つくという訳ですね。
ところが
上記と
まったく違う見方をする
企業経営者もいます。
例えば
株式会社 堀場製作所
堀場製作所は
エンジン計測器では
世界市場8割占有する
超優良企業ですが
先日、
亡くなられてしまいましたが
堀場製作所の創業者である
堀場雅夫氏は
堀場製作所の成功の要因は
「無借金経営を
しなかったこと」
と話されています。
堀場雅夫氏は何か
事業のアイディアが
思い浮かぶと
真っ先に銀行に相談に
行ったといいます。
そこで
融資に慎重な姿勢が
示されれば
自らの事業計画の甘さを
省みて、改善を
試みたということです。
銀行が
融資してくれない場合
銀行を
恨むのではなく
自らを
省みることができる
堀場製作所の発展の
原点をそこに見出すことが
できるのではないでしょうか?