中古アパートを購入する際、
銀行が審査するにあたって
そのアパートの土地の広さが
影響することがあります。
更地にしても土地としての
価値が残りますから
広ければ広いほど良いという
訳ですね。
私が購入した
中古アパートもそうでした。
土地だけで
70坪あったので
ほぼフルローンで
借りることもできたという
訳です。
ですが
この土地の広さが
後に仇となる場合があります。
まず木。
これが際限なく
生えてくることになります。
地球環境から言えば
二酸化炭素を吸収し
夏などは回りの温度を
下げてくれるなど恩恵を
与えてくれる木であっても
アパート経営にとっては
非常な脅威となる場合があります。
まず落ち葉ですね。
これが庭や通路に
降り積もるので、
特に秋はマメに
取り除かなければならない
清掃コストが
跳ね上がります。
さらに厄介なのが
根っこです。
根が伸びていくと
塀を傾かせるなどの
悪さを行なうようになります。
傾いた塀は
地震などの際、
大変危険ですから
構築し直さなければならない
こちらの工事費用も
バカになりません。
だから
地球環境を考えると
心が痛みますが、
結局、木は伐採すること
になります。
後は雑草ですね。
こちらも強烈ですよ。
夏はあっと言う間に
子供の身長くらいまで
伸びてしまいます。
そうすると
そこに害虫やらトカゲやら
大量に発生し
近所からのクレームも
多くなる
だから刈らなければならない
のですが、
真夏の炎天下では
熱中症にかかってしまう
また2~3週間に1回程度は
作業しないと効果的ではないので
外注するとなれば
大きな費用がかかります。
なので
結局は
除草剤を
使わなければならない
これも
環境破壊につながります。
でも
アパート経営は
ボランティアではなく
経営なのです。
利益が上がらなければ
どうしようもない
心を鬼にして
木を切り倒し、
除草剤も撒かなければならない
私がアパート投資をやめた理由の
一つにこんなこともあったのです。
アパートへの投資を検討されている
方にはご参考にしていただけると幸いです。