今、
郊外や地方の
中古アパートの
家賃相場の下落が
とまらないようです。
その理由として
アベノミクスの恩恵を
受けているのは
東京の一握りの地域に
すぎない
オリンピックの恩恵も
ほとんど受けていないのが
実情と聞きますが
何よりも
根底にあるものは
空き家問題だと思います。
空き家問題は
深刻です。
何よりも今現在、
日本には
800万戸もの
空き家があるのです。
で
空き家は
売るに売れない
貸すに貸せない
状況に陥っています。
さらに
空き家を更地にすれば
固定資産税が6倍ほどに
跳ね上がる。。。
まさに
泣きっ面に蜂ですね
で
ゆでガエルになりたくない
空き家の所有者は
どうするのか?
空き家を取り壊して
アパートを新築する
というわけです。
空き家は貸せなくとも
新築アパートなら
貸せるかもしれない。。。
こう考える所有者は
最新のアパートマーケティングを
施します。
おしゃれな外観
最新の設備
若者をひきつける内装
適切な広さ
風呂とトイレを別々にする
こういう強力なライバルが
次々と現れるので
周辺の中古アパートの
大家さんはたまったものでは
ありません。
需要(=新規入居者)のパイは
減り続けるのに
供給(=新築アパートの増加)は
増加し続ける。。。
リフォームなど
ある程度、工夫しても
追いつかず
ついには
家賃を下げることに
手をつけ始めます。
最初のうちは
良いのですが
周りのアパートが
家賃低下に次々と
追随してくる。。。
家賃下落戦争の
底なし沼、あり地獄に
はまっていく
そーゆー
メカニズムになっている
ことを忘れないでください。