わたしの苦手だったものは
 
友人の結婚式や泣けるドラマや映画。
 
 
 
感動はするし、目はウルウルする
 
 
 
でも、涙が溢れることは少ない
 
 
 
これはわたしのコンプレックスでもあった
 





先日ふと思い立って
『鬼滅の刃』の映画を観てきたよ( ´ ▽ ` )
 
(アニメも漫画も全部みた)



誘われないと映画を観る習慣がないから
ひとりで映画のチケットを買うのに
四苦八苦した・・・


 
 
映画はめちゃくちゃ感動した〜〜〜〜
 
 
 
(ネタバレはありません)
 
 

 
ただ、始まる前から「泣けるよ」と
SNSや周りからは言われていたので


ドキドキしながら観た
 
 
うん、感動はした
すごく心にも響いた
 
 

 
ただ、わたしは涙は出なかった
 
 


 
 


 
 
小さい頃からみんなが泣いてる場所で
一緒に泣けないことは
 
わたしにとってしんどい場面だったなぁ
 
 


 
仲良しの同僚が退職するときや
 
大切な友人が結婚するとき、
 
感動するエピソードがTVから流れてきたとき
 
大好きなアーティストが解散したとき、
 
 
ひとりだけ泣けなくて
冷ややかな目で見られたこと
 
「そういう人なんや」と言われたこと
 
「感情が欠如している」と言われたこと
 
 
 
泣けないのか、泣かないのか
 
 
 
これにはずっと悩まされてきた
 
 
 



 
いや、でもちょっとまて
 
 
 
わたし、泣かないのかな
 
それほんまかな
 
 
 
泣かない?
 
 
んんんな訳あるかい!
 
いや、泣くやろ!!!!
 
 
泣かへんなんてことあるか!
 
涙腺バグってんかと思うくらい泣くこともある!
 
 
 
 
・・・コホン。(取り乱した)
 
 




 
わたしが涙をこぼす
それってどんなときかな?と考えてみたら
 
自分に関わるときが多いなと気付いた。
 
 
 
そう、わたしは自己中なのだ(笑)


 
自分のことではたくさん泣けるのだ
 
 
 
あとは生身の人間が命を燃やしている瞬間に
とても泣ける
 
 
人が勇気を出したとき
人がめいいっぱい生きているとき
人が全身全霊で自分を表現しているとき
 
 
なんて美しいんだろう、と思って心が震える
 
 
 
(ライブとか泣きっぱなしや)
 
 
 
強がって「泣かない」と決めていた時期もあった
 
泣けない自分を責めたときもあった
 
 
 
それを認めてたくさん気付いてたくさん泣いて
それでもなお、泣けないことに悩む


 
 
でもね、あの人とわたしは違う
 
ひとりひとり心が震えるポイントが違うだけやんか
 
 
 

今回のことだって

たまたまわたしの心の琴線に触れなかっただけ

 
 
だからもう「みんなと違う」ことで
自分を責めなくていい
 
 
 
泣けないんじゃない、(そこでは)泣かない


それだけ
 
 
 
そう思えたら
 
それはおかしい、と言われても

「そうかー(´ω` )」で
済ませられるようになったよ^^
 
 
 
それでも押し付けてくる人は
わたしの心のゴミ箱に丸めて捨ててる。





あ、ちなみにわたしはワンピースでは涙だくだくになる系です。
 

そして、会社帰りのサラリーマンを見て
「この人たちのおかげでわたしは生きてるんやなぁ」と泣きます。


人の感動する場面なんて、ほんまに人それぞれやな