人なんて嫌いだった


自分でさえ、信用できないのに
なんでみんな他人を信用してるのか

その神経がわからなかった


誰にもわかって欲しくなかった


本当は
自分さえ、わからない自分のことを
他人がわかってくれれば
とても良いな、
と思ったこともあったけど
自分でもわからないのに

わかってもらえるはずもなく。


誰よりも、自分に自分のことを
わかってほしかった



自分のことが、ぼんやりと、
なんとなくでも、わかってきた今


本当の意味で周りが見えてきて


私はいろんな人に助けられて
支えられてるんだな、と思った。



弱音を吐くことさえ、
ままならなくて許されなくて
そんな自分は負けで
情けなくて。


泣く事なんてなかった。



******


誰かに認めてほしかった


よく頑張ったね


その一言が、ほしかった


頑張って頑張って頑張った先に
あったのは



あなたは1人でも大丈夫



という言葉だけだった。



ほんとは、弱いのにダメなのに
できないのに、つらいのに


そんなことも気付かれないよう
たくさん頑張ってきたなあ、、、




******



弱音を吐くと、
情けなくも負けでもなくて

人の愛情に気付けるんだねぇ



あの時、ああ言ってくれてたのは
こういうことか、

って腑に落ちたりもする。


直接的に関わってくれた人もいる。



これからも、
いやだ、ダメだ、恐い、できない
という感情はたくさん
出てくるんだろうな



それでも、なんか大丈夫、

ということ。