■恐怖の逆DV 妻から夫へのドメスティックバイオレンス -49ページ目

vol.2彼女との出会い

私たちが初めて出会ったのは今から十数年ほど前の事でした。

場所は当時、一世を風靡していたJと言うディスコです。

当時、フロアより高いステージがいくつかあり、そこで踊る女性

が多いことから「お立ち台」と言われる様になり、

私もそこで踊っている女性を良く眺めていたものです。

所謂、「お立ち台」発祥の地です。

いつものように友人と二人でJに行ったある日、そのお立ち台で華麗に踊る

一人の女性に目が釘付けになりました。

長いストレートの髪、当時はやっていたボディコンで身を包んだ、

その女性は美しく光り輝いていたのです。

「おい、マジかよ~ 彼女最高だね」

「よし、行っとけ!w」と友人

当然、私はその彼女に声を掛けようと思い、彼女を見つめていました。

そして、ドリンクバーに彼女が向かったときに、私は声を掛けようと

席を立ちました。



「今しかない!」

と、心で呟き勝負に出たのでした。


しかし、この時はあの忌々しい地獄のような時を迎えるとは

思ってもみませんでした。