■恐怖の逆DV 妻から夫へのドメスティックバイオレンス -45ページ目

vol.6 彼女に対する萎縮

私のマンションで同棲をしてから3~4ヶ月たった頃だったと思います。

その頃の私の体重は彼女に会った頃より5キロも痩せていたのです。

理由は、彼女に対する萎縮による下痢が原因でしょう。

精神的に疲れていました。

少しの事で感情的になる彼女との生活は、私自体過敏になり周りを気にして

いました。

例えば、車で運転中に信号で停車したとします。

その時、助手席側の看板に「テレクラ」や「出張ヘルス」などの看板が

あったとしますよね、それを彼女が見つけると





「あんた、まさかテレクラに行ってるんじゃないでしょうね?」



と、こんな感じです。

これで終わればまだ良い方です。

時には、運転している私をコブシで殴りかかったりしました。




「運転中だよ! 危ないだろ!」



と、叫んでもお構いなし!

こんな事が度々あるので、一緒に外出するのも回りに目配りをしイカガワシイ

看板が無いかをチェックしながら歩くのです。

もし、それがあればワザと遠回りしていました。w


一般的に男女間で暴力をを振るうのは男性からだと言う事でDVの話題が

絶えませんが、その頃の私は彼女の極めてヒステリックな感情と暴力に怯えていました。

些細な事で、因縁をつけられ自分の感情を抑えきれなくなると殴る、蹴るの応酬で、

男の私としてはそれを避けるのに精一杯でした。

その時の彼女の顔は、まさしく鬼のごとく憎悪に満ちており、

それは末恐ろしい限りの形相でした。
 
大の男が情けないかとは思われるでしょうが、当時の私は彼女は急に切れる事に

恐怖を感じ極力そのようなヒステリーが起きないように、話題や場所、そして

友人関係もかなり気を使っていました。

実際の私は、この内容から推測すると多分、ひ弱で気の弱い男性のように思われる

でしょうが、全くの逆だろう思います。。

私がキレてボコボコにする事は簡単です。

でも、それをしてしまったら結果は決して良い方向には行かないと核心していたので

私は耐えていました。