VRC USBアダプター作成 & EX-1 | ar-laboratoryのブログ

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こんにちは

 

VRC PRO用のUSBアダプターを作成します。

といっても、先人の記事を参考にして作るだけです。

記事を公開してくださった皆様に感謝しております。

 

以下の記事を参考にしました。

お家で作ろう!VRC PRO USBアダプター

https://highvoltage-rc.jp/post-1418/

 
 

Arduinoのプログラムは以下を使用しました。

DIY RC - USB Adapter fur VRC Pro

 4Ch Version をダウンロードして展開しておきます。
 

Arduinoジョイスティックライブラリは以下を使用しました。

Arduino Joystick Library
https://github.com/MHeironimus/ArduinoJoystickLibrary
ZIPファイルのままインクルードするので展開不要です。
 

開発環境はArduino IDE 2.2.1を使用しました。
https://www.arduino.cc/en/software
Windows MSI installer版をダウンロードしました。



ボードはArduino Leonardo Pro Microを購入しました。
imageimage

 

配線箇所です。

1.  J1をハンダでジャンパーします。

2. CH1の信号線を基盤の3番、プラスをVCC、マイナスをGNDに はんだ付けします。

3. CH2の信号線を基盤の2番にはんだ付けします。

4. CH3の信号線を基盤のRX1番にはんだ付けします。
5. CH4の信号線を基盤のTX0番にはんだ付けします。

 

使用するケーブルとコネクタは、サーボリード線を短くカットした際の余りを使用します。

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CH1(ステアリング)は電源線が必要なので3本のまま使用します。

他のCHは信号線のみなので、他の配線はカットします。

コネクタピンは残しておきます。(受信器へ差し込んだ時にグラつかずに安定します)

 

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はんだ付け完了しました。

接続するCHのラベルを貼っておきます。

 

熱収縮チューブで絶縁します。

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単セル用の透明チューブです。最近はあまり出番がありません。

 

 

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絶縁完了しました。

 

受信器を用意します。

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KOPROPOのKR-211FHです。

プロポは以前使用していたEX-1 RR LDTを使用します。

この受信機は2chとして販売されていましたが、ピンヘッダーを付ければ4chとして動作するようです。

 

image

早速ピンヘッダーをはんだ付けします。

 

image

付けました。

 

image

ケースに戻して完成です。

(改造なのでもちろん自己責任です。)

 

 

次に、Arduino IDE 2.2.1をインストールします。

インストール完了後日本語モードに切り替えます。
・「File」-「Preference」-「Language 」で日本語を選択します。


次にダウンロードしたArduinoジョイスティックライブラリをインクルードします。
・「スケッチ」-「ライブラリをインクルード」-「ZIP形式のライブラリをインクルード」

 ダウンロードしたジョイスティックライブラリのZIPファイルを指定します。


次はArduinoのプログラムをArduinoに転送します。

 ・Arduino IDEを起動します。

 ・「ファイル」→「開く」→「RCUSB4.ino」を開きます。

 ・「ツール」→「ボード」→「Arduino Leonardo」を選択します。

 ・「ツール」→「シリアルポート」→「COMxx(Arduino Leonardo)」を選択します。(当方はCOM7でした)

 ・「→」書き込みボタンをクリックします。

 

書き込みが終了したら動作確認です。

 

プロポ側の設定は以下の通りです。

ステアリングとスロットルはリバースにします。
3CHの設定は次の通りです。
MODE 2WAY
START POS2
KEY BT1
BUTTON PUSH
POS1 0
POS2 100

 

 

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受信器の各CHに接続して、USBケーブルでPCに接続します。

 

いよいよ動作確認です。

PCの「コントロールパネル」-「デバイスとプリンター」に以下のアイコン「Arduino Leonardo」がありますので、

右クリック「ゲームコントローラーの設定」を開きます。

 

ゲームコントローラーの画面

プロパティを開きます。

 

ステアリングとスロットルが正しく動作すること、

BT1でY回転が動作することを確認します。


最後にVRC PROの設定です。
「option」-「control option」-「customize」-「turn marshal RY axis +」
これで、ステアリング下のBT1で復帰できるようになります。

 

Arduinoと受信機を両面テープで固定して、全体を熱収縮チューブでカバーしました。

 

以上でVRC USBアダプターの完成です。

 

ご覧くださいましてありがとうございました。