2023-12-29 | penaltyのブログ

2023-12-29



この件には触れない方が良いと思ったのですが、ご本人からの発信もあったので触れる事にします。
今、にわかに世間を騒がせている一部週刊誌によるとある性加害の報道。当人の所属事務所は報道を完全否定しており、報道の真偽の程は、少なくとも我々視聴者には知る術はありません。勿論、性加害については誰であろうと何年前であろうと許されるものではないという認識は僕も同じです。
ただ、それは一旦置かせてもらって、その人個人については、これからも、自分の中でタレントとして尊敬する存在に変わりはないというのが本音です。自分は20代前半の頃、まさに人生のドン底でした。そんな中、その人の笑いには随分力を貰いました。その人のコンビは頂点に登り詰めるまでが凄かった。当時の若者は皆、テレビの前で固唾を飲んでその人の一言を待ったんです。その人が喋る。相方が突っ込む。もう、歓喜したものです。その為にテレビをつけてたようなものです。今でこそ、その人の鋭い一言は当たり前になっていますが、その当時まではなかったんです。近年はその人の大晦日特番を観ながら年を越すのがずっと慣例になってました。しかし、その特番はやらなくなり、その人が引退を視野に入れた発言をするようになったのがつい最近。
そんな中、ご本人がこの報道を機に、ある意味奮い立ってくれたようで、それはそれで個人的に見守っていきたいと思いました。闘う所では闘って、向き合う所にはきちんと向き合って欲しい。
そもそもなぜこのような報道が後を絶たないのか?それは芸能界、特にテレビ業界の体質そのものに問題があるからのような気がします。未だに封建的な制度が維持されているように見受けられるのがテレビ業界。大御所とその下のタレントで半ば主従関係が構築され、結果、「ご恩と奉公」のしきたりが出来上がっているのではないか?テレビがつまらなくなったと言われる理由は、規制が厳しくなったからではなく、その封建的な体質が時代に合わなくなったからなのではないのかと一視聴者として感じています。その体質を変えなければテレビは本当にYouTubeに取って替えられてしまうかも知れない。素人が口を挟む事ではないのですが、あの楽屋挨拶。あれは本当に必要なのか?まずは、あれを無くしてみては?
取り敢えずは、この性加害の報道がどう展開するのか注視するしかないと思います。一つ言えるのは、芸能界にしろ、政界にしろ、その他諸々にしろ、封建的な古い体質が、週刊誌に付け入る隙を与えているのではないかという事。もう、とうの昔にそういう時代ではなくなっているという事を認識すべきだと思います。
そして最後に。
なぜ、その人は一度もテレビの仕事で名古屋に来てくれないのか?一度もですよ。福岡には行ってるのに。一度ぐらい名古屋に来て欲しい。