11月 | penaltyのブログ

11月



気付けばもう11月半ば。
今年もあと1ヶ月半。早いものです。
ここ最近も、いろいろな事がありました。
アメリカの中間選挙があり、第一次世界大戦終結100年の追悼式典がありました。
やはり中間選挙はかなり注目されてました。大統領選から、気付けば2年が経っていたのですね。
そして、今年は、第一次世界大戦終結から100年。
式典では、フランスのマクロン大統領が、ナショナリズムの台頭により、多国間主義が危機的状況にあると懸念を滲ませる場面も。今の世界を1930年代のようだと表現。
1930年代と言えば、ナチス・ドイツが誕生し、第二次世界大戦が勃発した時代。第一次世界大戦の辛酸をなめたばかりで、再び、大戦に突入してしまったわけです。
国際協調路線に進む筈たった時代に、逆に、ナショナリズムが台頭してしまった結果が第二次世界大戦。確かに、今の時代に、似てます。これまで国際協調路線をとってきた反動が、各国で起きているのが、今なのだと。
この時代、あの頃のように、全体主義の軍事国家が登場し、戦争が始まるとは思えません。ただ、排他主義、分断、差別・偏見が加速する懸念は大いにあると思います。
偏見による差別は、百害あって一利なしです。円滑にいく筈のものも、円滑にいかなくなるだけです。戦争は起きなくても、ごく身近で対立状態が生まれてしまったら、それは平和と言えるでしょうか?
日本を始め、労働人口減少で外からの力を借りなければならない国も、多々、あるわけです。そんな中、やはり、必要なのは、他国の人への理解。
第一次世界大戦終結100年の今、改めて、平和と協調について考える必要があるのではないでしょうか?