いいバンド目白押しのイベントでした。




1番手がセクマシ。




一番でも何でも変わらずテンション高いボーカルの




一段とボロボロになったジーパン(とはもう言えない)で




会場はひいているのか上がっているのか^ワ^




サルでも分かるラブソングもねじれの位置も




なんだかバカっぽくって一途で




ストレートすぎるけど泣けてくる。




最初にホールに出て恰幅のいいキーボードと相撲とったり




そのことを「国技を取り入れた」と何度も言ったりするのが




さすが濃いーなーって感じでした。




とにかくセクマシを見ることができて満足。




なぜ一番手になるんだ?と不思議だけど




よく考えたら出るバンドの中で一番若いんだと気づいた。






DATSUN320は何度も見てるのにやっとメンバー構成がつかめてきた^ワ^




キーボードギターのヒゲのラテン系のルックスが強烈すぎて




その他のことが眼に入ってなかったけど




ボーカルは最近アコースティックでよく出る川口さんで




ギター背負って支援物資を持って




東北大震災の被災地の避難所を6箇所回ったと言っていた。




被災地のヒトが風評に悩まされてるという話で




福島の米でおにぎり作ってきたからみんな食べて!




と力説。




金八先生を思わせるアツいキャラとフォークっぽい曲調がなぜか懐かしい。




魂のこもったパフォーマンスと歌に感動した。






GOODBY ME HAVE A NICE DAYは




すごく久しぶりのライブで期待した。




この前観たヒダビシャスさんのバンドと同じ様な感じで




ヒダさんはやっぱり黒いコートに黒い帽子。




スベさんのドラムもギターの細かいテクニックもすごいと思ったが




その3人と異色なのがヒデタさんだった。




最近ヒデタさんのアコースティックのライブをよくみているからか




ヒデタさんのストレートでパワーある歌い方やメッセージ性のある曲のイメージが




技巧派の3人とは別方向に行ってる感がビシビシ伝わってきて




ある意味相容れない雰囲気なのだ。




魅力の方向性が違いすぎる。




レベルの高いカッコいいイケメンバンドではあるけれど




この先どうしていくのだろうか?と変な不安を感じた。




ヒダさんは何度も「茶番はやめないか?」と言っていたけど



実は彼自身が茶番なのだ。

そしてその事をヒダさん自身が深く自覚していて

そしてその事に悩んでいるようにさえ見えた。

自分の実体が無い事に悩むアーティスト。

そして逆に根っこからストレートなヒデタさんにはむしろタクマさんやシンヤさんと始まるバンドの方に期待が高まった。

ヒデタさんは良くも悪くもヒデタさんでしかいられないと思う。

GMHMで受ける影響がいいものであることを祈る。


FULL MONTYはケイタローさんのバンドでスカ系の大人数ワクワクバンドだった。

全員黒地に白い水玉の半袖ポロシャツで中にPlay for JapanのTシャツなんだけど
7~8人のメンバー全員が大きなドット柄っていうのがしつこい感じで
おしゃれが行き過ぎて逆にダサくなってしまっていた。

曲はすごくよくてアコースティックで耳慣れた曲がトランペットやドラムに後押しされて
新しいリズムを作り出し
楽しさ満点のライブ。

念願のフルモンティ。

見ることができて本当によかった。