布施亜希子です。

心理技術では

変化をつけるスキルの一つに、

脳内の親を育て直す、

と言うことをします。

リアルな親との関わりも大切ですが、

何より人間は

日頃から脳内会話を５万以上も繰り返し

その中で決定的に

脳の中でイメージとして

固定されている両親像に、

良くも悪くも振り回されます。

だからこそ、

自分の脳内での親を

どのように変化つけるのかが

大きな鍵となっているわけなのです。

さて、

今回のセッションでは

脳内の親を育て直す、

と言うスキルを使って

いろいろシミュレーションをいたしましたが、

母親は自由にイメージを作り替えられるのに

父親ではどうしても止まってしまう、

とのことでした。

脳内の親を作り直す時の

落とし穴となりやすいのが、

過去の父親（母親）はこうだった、

だから

変化をつけるのは難しい、

と言う信じ込みで固まってしまうことです。

過去基準では埒が開かないのはもちろんですが、

未来基準で考えようにも

どうも変化がつけられないとなると

本当に変化がつけられないのか、

といえばそうではありません。

脳内の親、

なので、

別に、

実際にいる両親を

そのまま忠実に再現する必要はないのです。

むしろ、

リアルな親が

どうしようもなく話が通じない、とか

そもそも両親がいない、とか

そういった場合に

育て直すなら、

別の切り口で考えればいいのです。

脳の中、

なので、

極論、

妄想でもOKなのです。

いっそのこと

自分の憧れの著名人、芸能人が親として

登場させても全然アリです。

むしろ、ここで大切なのは、

自分の中の「親」の概念が

変化つけられるかどうか、です。

リアルな親が、

とか

事実として、

なんてのは

脳の中を変化つけることには

少しざっくりした物言いをするなら

本当にどうでもいい話です。

リアルな親が、

とか

親との事実が

現実に邪魔をするならば

むしろ事実にそぐわない方が

好都合です。

脳の中は本来自由です。

だからこそ、

思いっきり枠を外し、

好きなように思い描くことが

大きく変化をつけるコツと言えるでしょう。

注：イメージ画像です。

私の両親ではありません

最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。

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脳内の親を育て直すなら自分の中の「〇〇」を外そう