青年海外協力隊二次試験結果
なんつーんすか…
努力しても報われない事も有る。
頑張ったからって理由で実力が伴わず合格なんて事はない。
結果が全ての世の中ですよね～。
ハァ…
って事で合格しましたよ～!!!!!!!!!!!
タンザニアのザンジバル島に10月から訓練して12月に行ってきます！
まぁ訓練期間中に脱落って事もアリエールって事なんでウィスパー頑張ります！
ってかその前に入籍します！
そう！
12コ上の彼女と！
って事でゴールデンウイークか夏にはご両親に挨拶行かねば！
陶芸教室でセラミック濾過フィルターの作り方を研究してマスターせねば！
まだまだ夢の途中ですが…
一つの区切りとして…
手伝ってくれた人。
応援してくれた人。
ありがとうございます！！！！！
温泉掘り無期中止と穴掘り大会のお知らせ
申し訳ないですが中止します。
詳細を申し上げますと車から下車の後、装備を背負って沢登りを四時間した挙げ句に温泉掘って、その後来た川の中を歩いて帰るって言う地獄プランを組んでたワケなんで…
気軽に参加してきたら、限界ヨロシクな目に遭うこと請け合いだったんですが…
流石にこの季節やったら本当に死人が出そうなんで無期中止します。
そしてもう一つ。
第１０回全国穴掘り大会(成田ゆめ牧場主催)に向けて練習会をします！
全国の猛者達が一同に会し、スコップと己の体を武器として３０分でどれだけ深く掘れるかを競う熱きこの大会。
今年は第１０回と言うことで個人の部(２０名のみの抽選制)も有るとの事！
アクアヴィーテ団体と大田雄士個人の両方でエントリーしときました。
つきましては我こそはと思う馬鹿を僕以外５名集めたいと思っております。
体力筋力は自分自身で鍛えてもらって、掘り方、策略等はちゃゃんとお教え致しますので…
馬鹿限定でご参加よろしくお願い申し上げます。
｢なんで掘るの？｣ってテンション下がること言うお利口様は特に募集してませんのでご了承下さい。
って事で参加しますってコメントでも頑張れってコメントでもヨロシクお願い申し上げます！
はっきりさしときたい事
こんな事やってると毎回のごとく言われるが、
「井戸掘って水は出したい」
客観的に見て効果が有る事をしたいとは思う。
自己満足では終わらず、ちゃんと効果が有る事をやりたい。
だからと言って「どっからどう見ても善人」になるのはまっぴらごめん。
｢ある特定の人｣から見りゃヒドい奴でも別に構わんのです。
前に「俺らがやってる事って自己満足だよね～。」って同意を求められたけど…
俺はそうは思わない。
客観的に見て効果が有る事をした上で、「お前」の主観から見てヒドい奴って言われたって構わない。
そう思って進む所存ですたい!!!!!
なんかちょっとやりゃ「キミがやりたい事はみんなを幸せに」って傘に着て言う奴居るけど…
そんな言うならお前が人生賭けてやりゃあいい。
別に止めんし。お前がやりゃもっといいように出来るだろ！
でもやんねー奴はそこらで転がってる石コロで、別に蹴りたきゃ蹴るしほっときたきゃほっとく。
石コロにつまづいてる程暇じゃ無いんで改めて言ってみる。
もっかい言いますが、
「俺は善人になりたいわけじゃ無い！」
ミャンマー激戦記その５
朝六時。
ラブホみたいな作りのホテル（一泊2500円くらい）を出発。
昨日のタクシーの運ちゃん「キンオン」に「明日朝六時に来たら今日もチャーターするよ。」って伝えたんですが…
予想通り来ない。
昨日絶対来るって言ってたんだけど…
まぁ仕方ない。
ホテルには朝食も付いてるんですが…
時間が惜しいんでその辺のアゲパンの屋台で朝食を済ませ、出発準備。
って思ったら、「キンオン」
登場。
「もう6時半だよー。」って言ったら笑ってた。
3時間くらいかけて村まで。
感覚的に首都ヤンゴンから１００キロくらいの距離がある場所なんですが…
めんどくさくっても村に泊まったら村の人に迷惑掛かるんでしかたねぇ。
幸い欲しかったパイプレンチも途中で手に入ったんで、機動力って大事だなーって思いました。
村に着いてまずはいつも通りコーラを渡し…
昨日のバイオアッセイの結果が見たくてウェンタイ家へ。
そしたら…
メダカ全滅！！！！！
恐れていた事が…
この土地にはなんか汚染があるのかも…
土中の有害物質を取り除くなんて事は出来ないんで。
残念ながらココじゃ飲み水は出せないんじゃと思いつつ…
とりあえず原因になりそうな要素を挙げてみる。
１、バケツに溜まってた水を使ったんで、よく分らんが石鹸とか入ってたのかも。
２、温度が高すぎて死んじゃったのかも。
３、いきなり水が変わったんで死んじゃったのかも。
４、本当に地下に何らかの天然有害物質があるのかも。
まぁ軽く考えてこんなもんかなーって思い。
１、今度はちゃんと汲みたてホヤホヤの、しかもかなり捨て水した後の井戸水を試料として採取。
２、定期的にバケツに川の水を汲んでその中にバイオアッセイボトルを入れ冷却。
３、井戸水１００％、川の水１００％、半々の水の三種類用意してみる。
４、汲んで来た水をしっかり味わってみる。
の対策を取ってみた。
味は全然普通だったんですが…
微量ながら油が浮いてる。
多分植物由来の油か井戸のポンプに差してるのが混入したのかと思うんですが…
まぁ普通の水質検査したらその時点でアウト判定な水。
とりあえずそこまでやって、井戸現場へ。
買ってきたパイプレンチのおかげで安心して掘削できるようになり…
いつも通り上裸。
実はこっちであんまり日差しが強いもんであんまり脱がないようにしてたんですが…
「キミは日本人」って昨日言われちまったもんで…
こうなったら同じ色になるまで焼けちまえばいいって思った次第です。
確かに白いとやっぱ違うし…
肌の色が違うのはしゃー無いんですが、努力次第で乗り越えらんないかなーって。
ちなみに僕の言語学習法はとにかく体に刻み込むって方法で…
２日目は挨拶とかの文を書き
３日目
４日目
って感じで必要な文を書きまくってその場で使いまくるって作戦です。
まぁ使いまくれば自然と覚えるんで、割とオススメ。
そしてそうこうしてる内に猛烈なスコールが。
まぁ積乱雲見えてたんで来るなーって思って。
事前に休憩所にギターを持ち込み、いい感じに休憩。
もちろん「歌を歌おう」って文も勉強済み。
「チェーズービューベーソービャーバ」って言うんですが…
まずはお前からって言われ…
死ぬほどカラオケがキライなんですが…
「ガッツだぜ」を熱唱。
なんとかして心の垣根を砕こうと思ってました。
そしてウェンタイのターン。
人生でいい思い出ランキング上位に入る動画。
そうこうしてる内にスコールも止み…
井戸の掘ろうとしたら…
もうガッツリ湧いちゃってました。
っつーか蓋はしてても土中から水は入り込んじゃってて水いっぱい。
水の中を掘り進めない事も無いんですが、乾いた状態から掘った方が簡単なんで、この日は作業終了です。
少しずつ、ホント少しずつですが心の垣根が低くなってきた感じです。
ミャンマー激戦記その４
４日目
朝からナンムイさんとアウンさんがホテルまで迎えに来てくれた…
ココは急遽でとった宿で現場まで遠いらしく別のホテルに移ろうって事に。
まぁそういうならね。
「ココはミャンマーでキミは日本人。」
「キミはココの事情がわかんないでしょ？」
って言われる。
おう！わかんねーよ！
ヨロシクね！
でもね…
そろっそろ限界なんだよ。
別に海外初めてじゃねーし。
英語も話せんわけじゃねー。
現地語も多少覚えてきた。
そろそろスタンドアローンでやらせてくれって頼んでみた。
まずはタクシー捉まえるのと金額交渉を自分でやる事に。
片っ端から止めて金額を聞く。
最初の３件である程度相場を把握して、更に７割くらいでこっちも言って後は９割か８割くらいになったトコで手打ちって…
まあ慣れてりゃ当たり前ですが…
「キミは日本人だからボッタクられるよ。」
って言われたら本気でやってみせんとです！
このとき捉まえたタクシーの運ちゃんが「キンオン」
後にあんなに活躍してくれるとは思っても無かったんで…
４００００チャット（４０００円）って言ってんのを３００００万チャットって言い張って、３２０００チャットにしてもらう。
ナンムイさんがまあまあって後から言ってくれた価格に落ち着いた。
それからなぜか「キンオン」タクシーはナンムイさんに家に…
こっちが「？？？？」ってなってると
なぜかキンオンがナンムイさんの車の修理をしだした…
なんか壊れてっとこ有ったらしくキンオンが直してくれるって事だった。
なんと言うか…
心の中で叫んでた。
「ありえねぇ～～～～！！！！！！！」
そしてナンムイさんは予定があるからって家に引っ込み。
僕、アウン、キンオンで村を目指す！
ってかもう昼過ぎ。
途中またキンオンが車の修理工場へ…
もう怒る気力が無い…
村に着いたのは午後３時くらい…
日没まであと３時間…
とりあえず現場に差し入れのコーラとか置いて、掘ってある井戸のところへ。
アウンと話し井戸№１の水を採取してメダカを取ってきてもらう。
井戸の水でメダカを長期飼う事で水質検査が出来るんです。
もちろん化学検査みたいに何がどんだけ入ってるかって結果は出ない。
だけど飲めるかどうかはメダカで十分。
メダカが卵を産み、更にその卵が孵って卵を産みってってやってれば…
なんか変なモン入ってりゃ死滅なり奇形なりって形で現れてくれる。
「バイオアッセイ」（生物簡易評定法）って名前があるんですが…
僕の習った上総掘りの時代にゃそんな名前は付いてなかった。
当たり前に鯉とか金魚を飼って水質検査使ってた時代があったんです。
僕のやり方は井戸を掘ってあげるんじゃなく、掘り方を教えるのがコンセプトなんで…
水質検査も金が掛からんで出来んといかんのです。
水質検査がお金掛かるからってやんないのは言語道断！
化学検査なら２年か３年に一回くらいやるつもりで掘りやがれ！
もしくは自分が何年も飲んで人体実験してから人に飲ませろや！
って他のＮＧＯ団体には言いたい。
そして…
もう一つの計画。
「サイフォンポンプで既存の井戸を湧水させる！」
見取り図の２番の井戸と３番の井戸をサイフォンポンプでつなぎ…
こうやるととても大きなサイフォンになって湧水する。って説明をし、
サイフォンポンプの構造はこうです。って図に描いて説明。
４年もひたすら水の事だけ勉強してきたんで…
せっかくなんで井戸だけじゃなく治水工事的な事までやってしまおうと欲張りプラン。
もちろん井戸が終わってからって事で言っときました。
その後はひったすら井戸掘り
動画もです。
ミャンマー激戦記その３
３日目
朝から一路現場へ。
途中ロープとゴムホース等を買い足し現着。
昨日パパが鉄管の加工をやってくれて、朝一で村まで管類をトラックで運んでくれて…
マジありがってぇっス！！
ホント言えばひたすらヤスリで削ったりして作ろうと思ってたんですが！！！
かなりやってくれました！！！！！
まずは泊まらせてもらう民宿「ウェンタイ家」へ
荷物を置いて、蚊帳をお借りし…
パパと相談した掘削地点の近くにシートタープで屋根を作り休憩所開設。
記念撮影後
腹ごしらえ。
わざわざ僕らの為に「鶏を絞めて」くれたって！！！
フッフッフ…
驚かんですよ！
想定の範囲内！
ってか自分でもヤッてる経験者ですから！！！！
そしてとうとうヤグラ組みです！
ってか井戸掘りってヤグラ組んだら後はひたすら同じ動作なんで…
後々ほとんど掘削中は同じような画像なのは勘弁下さい。
社長はヤグラ組みを見届け、自分の用事の為、ナンムイさんを連れてヤンゴンへ
「後は自分で何とかしろ。」
と社長に言われ…
ココまで社長に飛行機代出してもらって村に掘る算段つけてくれてやってもらった以上！
何とかしないと男がすたる！
掘削工程を見てもらって、
ある程度教え、
メンバーの把握。
ウェンタイ２４歳（英語が多少出来る、禁煙、禁酒）
ロウィエ２５歳（喫煙、酒好き、噛み煙草も）
シェウエン２５歳（喫煙、酒好き、噛み煙草も）
なかなか使えそうな奴を集めてくれてパパほんっと感謝です。
そうこうしてる内に…
再度問題発生！！！！
村長に話が行ってしまったらしく…
やっぱり村には泊まれないって！
なんかホントに責任者が大変な目に会ってしまうらしいんで…
急遽ヤンゴンへ戻る事に…
村長の息子が現チャでバス停まで送ってってくれるらしいんで…
ホント仕方なく帰ることに…
久々の現チャ３ケツ
カメラ持って撮ってるんで…
よい子は真似しないでね。
もちろんアクアヴィーテポーズも。
両手離しなんで、こんな事の為に命懸け！
しつこいかもしれませんが、鼻と口でＡＱＵＡの「Ａ」を、裏ＶサインでＶＩＴＡＥの「Ｖ」を表してます。
よかったら流行らせてくれると面白いです。
そして現チャはパンク！
なんつーか…
途上国でなんかやるってこうゆう事。
ただなんか見たいとかって奴は多少不便とか思う程度だろうと思いますが…
なんかをやる！って事はモロにその不便さをかぶるわけで…
その上で適当なモノは作りたくないってのはメチャ大変です。
適当な国なんだから適当なモノ作って逃げちゃえば…
楽なんだろうなって思いました。
まぁバスにも乗り…
日も暮れて…
夜のバス乗り換え
ミャンマー激戦記その２
２日目
朝ホテルで豪華バイキング朝食。
プール有り、トレーニングジム有りとホント至れーり、尽くせーりな豪華ホテル。
マジ食い溜めって思って思いっきり食って出発。
社長も今日は僕に付き合ってくれるって事で、総勢４名
一路村へ出発！
って思ったら…
農場主のアウンパパ（通称パパ）と合流。
改めて総勢５名！
一路村へ！
４時間くらいかけ農場に着き、
まずは現地調査。
元から井戸がある事は聞いたたんですが、とりあえず見てみないことには始まらない。
現地の地形や井戸の位置を調べた所、こんな感じでした。
ココで問題発生。
明日から村に泊まっていいもんだと思ったら、スーチーさんの家に無断で泊まったアメリカ人のせいで厳しくなってるらしい。
ホントはそんな厳しくないしバレんからって事でＯＫだったんですが…
とってもバットタイミングだったみたいです。
まぁクヨクヨしててもしょうがないし、続いて近くの町の井戸屋へ。
パパが僕が井戸が掘りたいと聞いて、井戸屋に話をつけて道具を借りる算段を付けてくれたらしい。
まぁ…
僕がどんな奴か詳しくは聞いてないだろうし、僕がどんな程度出来るかなんてパパは知らないわけで…
とりあえず現地の工法もバリ興味あったんで行く事に！
道具見せてもらって大体の説明を聞く。
なる～！！！
鉄管をひたすら延長して掘ってく工法で、説明受けて大体分りました。
でも…
申し訳ないことに道具は自分で作る事に。
まぁ改造とか勝手に出来ないし…
やっぱ人の道具って自分のと違って上手く使いこなしにくいんで…
で…
宿探しをしたんですが…
外国人を泊めるにはなんか特別な営業許可が要るらしく…
店「You are ALIEN. I can`t stay you.」
僕「I know but if I pay more money, Can I check in？」
店「How mach?」
僕「You think how mach?」
店「No, you can`t.」
多分金じゃねーんだろーなーって感じで引き下がりました。
ってかちょっとエイリアンって言葉使われたのショックだった…
別に「キシャァァァ！！！！」って襲い掛かるわけじゃないのに…
エイリアン…
困ったなーって話してるとパパが
「コッソリだったら泊まっていいよ。」
って！！！！
これで村に泊まれる事に！！！
意気揚々と今度はパイプ屋へ。
街のパイプ屋じゃちょっと資材揃わ無かったんですが、ヤンゴン近くの建材市場へ行けばいいって情報が！
早速建材市場へＧＯですたい。
行ってみると…
パイプ萌え～！！！！！
この世でパイプを見て目を輝かせる数少ない人間なんで…
楽園でした。
買ったのは
掘削用「鉄管６０φ２．５ｍ」
弁セット用「６０φ継ぎ手」
弁用「鉄管６０φ０．２ｍ」
掃除穴用「鉄管６０φ０．２ｍ」
サキワ用「６０φ継ぎ手」
拡張用サキワ用「異形６０φ×１００φ継ぎ手」
シールド用「塩ビ管８０φ３０ｍ」
ポンプ用「塩ビ管４０φ３０ｍ」
ポンプ用「塩ビ管２０φ３０ｍ」
後はコザコザで、大体２万円くらい使いました。
今回の掘削は後で買い足すコザコザも含めてだいだい３．５万円くらい。
これが現地で自分達で出来るのかどうか…
出来るだけ安く安くって日本で工夫して工法そのものを考えたんですが…
もちろん現地価格なんで、日本だと３倍くらいかかります。
そして今日も豪華ホテルへ…
後に続く者が出るかどうかは知らないですが、一応参考までに値段と資材を大体書いきました。
もちろん腕が有っての話だし、人に教える練習までやってからやんないと痛い目みると思います。
まぁアクアヴィーテの団員は全員気合入ってるんで、舐めた事はせんと願いたいですが…
勝手に真似した挙句に失敗して僕の工法を馬鹿にされた事あったんで…
「そりゃ練習無しでやったらそうなるよ。」って言っときます。