昨日 訪問させて頂きましたお客様よりあるご質問がありましたので、ここにも回答を記入させて頂きます。
その質問というのは、「以前からお使いのADSLから光のインターネットに変更したのにパソコンが遅い」というものでした。
出張サポートでお伺いすると、たまに尋ねられる事ですが、ADSLより光ファイバーのほうが速いというのはデータの通信速度の事を意味しており、パソコンの動作速度の事を指しているのではないのです。
パソコン操作で、光ファイバーに変更することによる変化といえば、インタネットやメールなどの送受信の速度が速くなるので、ストリーミング動画などをよく見られる方には恩恵が大きいかも知れません。
ただ、上記の恩恵を受ける為にはそれなりの性能を持ったパソコンが必要となります。
インターネットの回線速度だけが速くなってもパソコン自体のデータ処理が遅ければ、意味は半減してしまいます。
たとえば、Windows XPで、メモリが256MBしか搭載されていないパソコンは上記に当てはまります。
Windows Vistaでも初期のものはメモリが512MBしか搭載されていないモデルも存在しました。
今はそんな事はないと思いますが・・・
Windows XPなら快適なメモリ容量は1GB、Windows Vistaなら2GBくらいを搭載していれば、セキュリティソフトを入れていてもある程度快適に使用できると思います。
パソコンの快適度はメモリの容量だけでは計れませんので、あくまでも参考値です。