パソコンって夏によく故障すると言われますが、これは結構当たっていると思います。
パソコン内部の部品は、高熱になると極端に能力の低下するパーツも多くあるからです。
それ以外に夏(正確には梅雨の時期)に多い故障原因として考えられるのが雷ですね。
雷は静電気の親玉みたいなものが空から地上へ向けて落ちてくる現象ですが、地上へ落ちた電気は電気のノイズ(電力サージ)となって、家庭のコンセントやLANケーブル・電話線などを通じて電化製品などにも影響を与えます。
この雷によるパソコンやルーター・モデムなどの通信機器への影響はかなり大きく、雷が遠くで落ちた場合にも故障する場合もあります。
この雷からパソコンなどの電化製品をまもるのがサージガードという機器です。
このサージガードというものは色々な差込みに使えるタイプが存在します。
コンセント・LANケーブル・モジュラー線・同軸ケーブルなどさまざまあります。
価格や性能も製品により、かなりの違いがあります。
一番一般的なのが、サージガード機能付きのタップですが、価格も安い代わりにサージを吸収する能力もおまけ程度の性能のものがほとんどです。
本格的にサージガードを設置しようとすると、数万円かかります。(あまり現実的ではないですね)
しかもゴツイです
サージガードつきのタップをつけているからと安心は出来ませんので、雷がたとえ遠くで鳴っていても機器をコンセントから外しておくほうが得策です。
これから地球温暖化がどんどん進むにつれ、雷の回数や規模も大きくなっていく事が考えられますので、梅雨が明けたからといって油断せず、しっかり雷対策しておきましょうね。