皆さま、こんばんは!

 

尼崎つかしん店のO石ですバイバイ

 

本日はちょっと化学的なお話をしようと思いますウインク

 

苦手な方は飛ばしていただいて構いませんので

 

お付き合いいただけたら幸いですキラキラ

 

カルシウムについて聞かれる方は多いのですが
 
KHについて聞かれる方は少ないので
 
一般的にKHの重要性が知られていないのが現状だと思いますニコニコ
 
しかし!!
 
我々マリンアクアリスト界隈では
 
実はカルシウムよりもマグネシウムよりも重要な成分だったりします照れ
 
しかも!!
 
KHはカルシウムやマグネシウムよりも断然消費される!!
上矢印上矢印上矢印上矢印上矢印
ここが重要ですひらめき電球
 
一般的に知名度の高いカルシウムを日常的に添加していても
 
消費されたKHが低くなってしまうと
 
水槽内はどんどん崩壊していってしまうのですびっくり
 
なぜならば!
 
このKHという成分は水中で漂う際に
 
必ず対となるカルシウムやマグネシウムなどが必要だからです!
 
逆も然り!!
 
ですので例えばカルシウムだけを添加し続けても
 
対となるKHが居ないので
 
水中を漂うことが出来ずに結晶化してしまいます雪の結晶雪の結晶
 
その結晶化した姿が実はサンゴの骨格を形成する主成分である
 
炭酸カルシウム(固形)なのです。
 
そしてその炭酸カルシウムに結合している物質が
 
何を隠そうKHの主成分の一つの炭酸です。
 
ということは・・・
 
ただでさえKHを添加していない水槽で
 
カルシウムだけを添加し続けると・・・
 
KHがどんどん下がっていく!!!
 
そしてイオンバランスが崩れに崩れて
 
何やら良く分からないコケが異常増殖したり
 
pHの低下が起こりサンゴの白化や衰退を招きます。
 
魚にいたっては肌荒れを起こしたり
 
病気が蔓延したりといった諸症状が現れます
 
ここまでいくと水槽をリセットしないと
 
簡単にイオンバランスを戻すことが出来なくなってしまいます
 
ですので日頃からご自身の水槽のKHを測定し
 
目安とする数値を維持することが必要になってきます
 
そこで登場するのがバッファー剤と言われる添加剤です
 
ものによって液体だったり粉末だったりするのですが
 
今回私が使用したのがこの
 
デルフィス社の『ペーハーアルカリ』です!
 
動画をご覧頂いたら分かりますが
 
粉末状のバッファー剤です

 

 

粉を溶かすという一手間がありますが

 

このお陰で新鮮なKHを添加することが出来るのです!!

 

ちなみに・・・動画内では測定にハンナのデジタル測定器を使用していますが

下矢印下矢印下矢印

 

同じくデルフィス社の簡易テストキットもありますので

 

こちらも是非、ご検討下さいませ!!

 

何を隠そう某最大手○ッドシーのテストキットに比べて

 

非常に色が判別しやすいという特徴があります!

 

この試薬の色が

 

この色になったところで

 

注射器に残った試薬の量で測定します

 

ちなみに今回は9.0ぐらいで完全に色が変わりましたので

 

デジタルとの誤差が0.3ありましたが

 

許容範囲内ではないでしょうかニヤリ

 

20回分で経済的なのも良いですねOKハッ

 

是非、このテストキットを使って

 

日々のKHを測定してみてください

 

面白いことが分かるかもしれませんよ爆  笑

 

最後になりましたが・・・

 

お得情報を掲載しておきます!!

 

 

それでは、皆様のご来店を

 

スタッフ一同、心よりお待ちしております!!